■小林製薬「紅麹」問題で特別損失38億円 年間業績予想を取り下げ「未定」に [健康ダイジェスト]
小林製薬は、「紅麹(べにこうじ)」の成分を含むサプリメントを摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題について、業績への影響を見極めることが困難になったとして今年12月までの1年間の業績予想を取り下げた上で「未定」とすると発表しました。
小林製薬は、紅麹の成分を含むサプリメントを摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題を受けて、製品の回収や医療費などの支払いを進めています。
会社は現時点でこうした対応が業績におよぼす影響を見極めることが非常に困難な状況になっているとして、3カ月前に発表した今年12月までの1年間の業績予想をいったん取り下げた上で「未定」とすると発表しました。
小林製薬は今後、予測が可能となった時点で速やかに公表するとしていますが、製品に含まれていた「想定していない成分」と腎臓の病気などとの関係性が明らかになった場合は、費用負担も含めて対応するとしています。
また、今回の問題に伴って現時点で見積もることができる損失などについては、今年1月から3月までの第1四半期の決算で、製品回収の関連費用として特別損失36億円、製造設備の減損損失として2億円、合わせて38億円を計上しました。
この結果、この四半期の最終利益は前の年の同じ時期より72%減って9億円余りとなりました。
2024年5月10日(金)
小林製薬は、紅麹の成分を含むサプリメントを摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題を受けて、製品の回収や医療費などの支払いを進めています。
会社は現時点でこうした対応が業績におよぼす影響を見極めることが非常に困難な状況になっているとして、3カ月前に発表した今年12月までの1年間の業績予想をいったん取り下げた上で「未定」とすると発表しました。
小林製薬は今後、予測が可能となった時点で速やかに公表するとしていますが、製品に含まれていた「想定していない成分」と腎臓の病気などとの関係性が明らかになった場合は、費用負担も含めて対応するとしています。
また、今回の問題に伴って現時点で見積もることができる損失などについては、今年1月から3月までの第1四半期の決算で、製品回収の関連費用として特別損失36億円、製造設備の減損損失として2億円、合わせて38億円を計上しました。
この結果、この四半期の最終利益は前の年の同じ時期より72%減って9億円余りとなりました。
2024年5月10日(金)
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