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■世界の新型コロナウイルス感染者1000万人を超える 国別ではアメリカが最多の251万人余 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染者の累計が、世界で1000万人を超えました。6月下旬以降、世界では1日に15万人以上のペースで感染者が増え続けており、経済活動の再開が各地で進む中、感染の拡大に歯止めがかからない状態となっています。
 アメリカのメリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染者の累計は、日本時間の28日午後8時時点で、世界の188の国と地域で1000万4643人と、1000万人を超えました。亡くなった人は、49万9296人となっています。
 1日当たりの新たな感染者数は6月下旬以降、連日15万人を超え、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの感染を確認した今年1月以降、最も多い状態となっています。
 感染者のうち、半数はヨーロッパおよびアメリカの感染者が占めました。最も被害が大きいのは依然としてヨーロッパで、感染者数は死者19万5975人を含む263万7546人。国別で最も多いアメリカでは、死者12万5539人を含む251万323人が感染し、全体の4分の1を占めています。
 アメリカでは、新型コロナウイルスの感染者数は一時、減少に向かいましたが、6月中旬以降、再び増加に転じ、1日当たりの感染者の数が4万人を超え、連日、最多を更新しています。
 ジョンズ・ホプキンズ大学のまとめによりますと、アメリカで26日に確認された新たな感染者の数は、前の日から5000人余り増えて4万5255人と初めて4万人を超え、2日連続して、これまでで最も多くなっています。
 中でも南部フロリダ州では、1日の新たな感染者がおよそ9000人に上り、観光地として知られるマイアミのビーチは7月4日の独立記念日の前日から閉鎖されることになりました。
 また、テキサス州は1日の新たな感染者がおよそ5600人、西部アリゾナ州もおよそ3400人に上り、いずれも急増しています。
 アメリカの次に感染者が多いブラジルでは、今年4月以降、貧困地区を中心に感染が急速に拡大し、ロシアやインドでも感染拡大が続いています。
 感染や重症化を防ぐワクチンについて、WHOは「12カ月後か、遅くとも18カ月後の開発を目指す」という見方を示し、各国に引き続き対策をとるよう求めています。

 2020年6月28日(日)

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