■水を一度に大量に飲むと「水中毒」で体調不良に 目安は1時間に1リットル程度まで [健康ダイジェスト]
連日にわたって続く暑さで、熱中症の疑いで病院に搬送される人が急増し、亡くなる人も相次いでいます。熱中症予防の対策として、こまめな水分補給は大切ですが、同時に「水中毒」にも気を付ける必要があります。
熱中症などに詳しい横浜相原病院院長の吉田勝明医師によりますと、水中毒とは過剰な水分摂取によって生じる中毒症状で、血液検査をすると低ナトリウム血症の状態になっていることです。
体のだるさや吐き気、めまいなどの症状が出て、ひどい場合には意識がなくなったり呼吸困難に陥ったりして命の危険にもつながるということです。
血液中には一定の塩分が必要で、汗をかくなどして体から水分や塩分が失われた後、一度に大量の水を飲むと血液中の塩分濃度が下がります。
塩分に含まれるナトリウムは、体内の水分を適切な状態に調節したり神経や筋肉を正常に機能させたりする役割を担っているため、塩分濃度が下がりすぎると、水中毒の症状が出る恐れがあるということです。
吉田医師によりますと、学校などで運動した後にのどが乾いて水道の水を一気に飲んで水中毒になることがあります。
また、夏場は汗をかくため血液中の塩分の濃度が下がりやすく、水を飲みすぎて水中毒になる危険性が高まるということです。
水を飲みすぎることによる水中毒の予防策として、吉田勝明医師は以下の注意点を挙げています。
個人によって差がありますが、水を飲む量は、目安として1時間に1リットル程度までが望ましいとしています。
これは、水分を尿として排せつできるのが1時間に1リットル程度と考えられるためです。
また、水分補給の際に望ましい飲み物については、屋外で汗をかいた時などは塩分が入ったスポーツドリンクなどがいいということです。
適当な飲み物がない場合は、梅干しなどを食べて塩分を補うのもお勧めだということです。
吉田医師は、「水を飲むのがいけないということではなく、一度に大量に飲むと水中毒になる恐れがあることを知って気を付けてほしい」と話しています。
2020年8月18日(火)
熱中症などに詳しい横浜相原病院院長の吉田勝明医師によりますと、水中毒とは過剰な水分摂取によって生じる中毒症状で、血液検査をすると低ナトリウム血症の状態になっていることです。
体のだるさや吐き気、めまいなどの症状が出て、ひどい場合には意識がなくなったり呼吸困難に陥ったりして命の危険にもつながるということです。
血液中には一定の塩分が必要で、汗をかくなどして体から水分や塩分が失われた後、一度に大量の水を飲むと血液中の塩分濃度が下がります。
塩分に含まれるナトリウムは、体内の水分を適切な状態に調節したり神経や筋肉を正常に機能させたりする役割を担っているため、塩分濃度が下がりすぎると、水中毒の症状が出る恐れがあるということです。
吉田医師によりますと、学校などで運動した後にのどが乾いて水道の水を一気に飲んで水中毒になることがあります。
また、夏場は汗をかくため血液中の塩分の濃度が下がりやすく、水を飲みすぎて水中毒になる危険性が高まるということです。
水を飲みすぎることによる水中毒の予防策として、吉田勝明医師は以下の注意点を挙げています。
個人によって差がありますが、水を飲む量は、目安として1時間に1リットル程度までが望ましいとしています。
これは、水分を尿として排せつできるのが1時間に1リットル程度と考えられるためです。
また、水分補給の際に望ましい飲み物については、屋外で汗をかいた時などは塩分が入ったスポーツドリンクなどがいいということです。
適当な飲み物がない場合は、梅干しなどを食べて塩分を補うのもお勧めだということです。
吉田医師は、「水を飲むのがいけないということではなく、一度に大量に飲むと水中毒になる恐れがあることを知って気を付けてほしい」と話しています。
2020年8月18日(火)
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by TonyaGed (2020-08-18 22:13)