■上海ディズニーランド、来園者１人のコロナ感染で２日間休園：健康創造塾：SSブログ

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■上海ディズニーランド、来園者１人のコロナ感染で２日間休園　[健康ダイジェスト] [編集]

　中国の上海ディズニーランドは１日、来園者１人の新型コロナウイルス感染が確認されたことを受け、休園しました。中国当局は北京冬季オリンピックの開幕まで100日を切る中、感染者ゼロを目指し、ウイルスの封じ込めに躍起になっています。
　中国はこれまで、新型コロナのパンデミック（世界的な大流行）のさなかでも国内感染を抑えてきたものの、ここ数週間で感染者が急増。各国が制限を緩和する中、「ゼロコロナ」政策が試されています。
　国営メディアは、近隣の浙江省杭州市から直轄市の上海市にある上海ディズニーを10月30日に訪れた女性１人が帰宅後、31日に感染が確認されたため、休園が決定されたと報じました。上海ディズニーはパンデミック防止・制御の要請に従い、少なくとも２日までは休園すると説明しています。再開日は未定。
　上海ディズニーは10月31日夕方から、新規の入場を禁止。すでに園内にいる客に対しては、全員に新型コロナＰＣＲ検査を実施しました。
　上海市によると、１日朝までに３万4000人近くを対象に検査を実施し、全員が陰性でした。上海市は、10月30、31の両日に来園した人に、２日間は外出を控え、計４回のＰＣＲ検査を受けるよう求めています。
　国営メディアが報じた映像には、園内に防護服を着た多数の医療従事者の姿があり、花火が打ち上げられる中、ディズニーランドの象徴となっている城の前でマスクを着けた来園者が待機する様子が映っていました。
　中国当局は、北京冬季オリンピックに向けては新型コロナの根絶が最重要課題だとし、ゼロコロナ政策を緩和する姿勢は一切みせていません。
　中国では秋の行楽シーズンの10月中旬以降、団体旅行に参加した観光客のデルタ型変異ウイルスへの感染が次々に判明し、北京市などでも旅行から戻った人を通じて感染が拡大。10月31日までに旅行客らに関連する感染者は14省・直轄市・自治区で400人近くに上ります。
　１日時点の中国の新規感染者は92人で、９月半ば以来で最多となりました。92人のうち、59人は市中感染症例で、残り33人は海外で感染したと思われる輸入症例。

　２０２１年１１月１日（月）