■熱中症で救急搬送、1週間で1198人 前週の3・4倍、猛暑影響 [健康ダイジェスト]
総務省消防庁は31日、熱中症により23~29日の1週間に、全国で1198人が救急搬送されたとの速報値を発表しました。前週(16~22日)の349人から849人増え、約3・4倍となりました。
栃木県佐野市と群馬県高崎市で最高気温35度以上の猛暑日を記録するなど、全国的に気温が上昇した29日の搬送者が422人と、全体の約3分の1を占めました。
消防庁によると、1週間の搬送者数が1000人を超えたのは今年初めて。死亡は群馬県と新潟県で各1人。3週間以上の入院が必要な重症は23人、短期の入院が必要な中等症は332人でした。
都道府県別では、大阪府が86人で最多となり、東京都80人、愛知県75人と続きました。栃木県は12人、群馬県は32人でした。
搬送者のうち65歳以上の高齢者が578人で、約半数となりました。高齢者は暑さを感じにくいため、消防庁は本格的な夏を迎える前からの早めの冷房使用や、こまめな水分補給などの対策を呼び掛けています。
2022年5月31日(火)
栃木県佐野市と群馬県高崎市で最高気温35度以上の猛暑日を記録するなど、全国的に気温が上昇した29日の搬送者が422人と、全体の約3分の1を占めました。
消防庁によると、1週間の搬送者数が1000人を超えたのは今年初めて。死亡は群馬県と新潟県で各1人。3週間以上の入院が必要な重症は23人、短期の入院が必要な中等症は332人でした。
都道府県別では、大阪府が86人で最多となり、東京都80人、愛知県75人と続きました。栃木県は12人、群馬県は32人でした。
搬送者のうち65歳以上の高齢者が578人で、約半数となりました。高齢者は暑さを感じにくいため、消防庁は本格的な夏を迎える前からの早めの冷房使用や、こまめな水分補給などの対策を呼び掛けています。
2022年5月31日(火)
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