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■冷蔵保存期間切れのコロナワクチンを計2418人に接種 3~5月、さいたま市の1医療機関 [健康ダイジェスト]

 埼玉県さいたま市は22日、市内の医療機関1カ所が冷蔵保存期間を超過した新型コロナウイルスワクチンを計2418人に接種していたと発表しました。同医療機関が21日、対象者に郵送で通知しており、希望に応じて健康観察を行います。体調不良の情報はないといいます。市はすべての個別接種医療機関に改めて注意喚起し、再発防止に努めます。
 市新型コロナウイルスワクチン対策室によると、7日に同医療機関から市に、「冷蔵での保存期間を超過したワクチンを接種に使用していた」と連絡がありました。アメリカのファイザー社製オミクロン型対応のワクチンで、接種期間は3月4日~5月28日。3月194人、4月118人、5月2106人の12歳以上の計2418人に接種していました。
 同医療機関がマニュアルを見直して、ワクチンの冷蔵保存期間が10週間と気付いて判明しました。最大で86日期限を超過していました。有効期限まで使用できると誤認していたといいます。改めて接種するかは、対象者の希望に応じて抗体検査を行い、相談して決めるといいます。
 問い合わせは、さいたま市コロナワクチンコールセンター(フリーダイヤル電話0120・201・178)へ。

 2023年6月24日(土)

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