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■厚労省と大阪市が小林製薬の閉鎖工場に立ち入り検査 紅麹サプリ原料製造 [健康ダイジェスト]

 小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、厚生労働省と大阪市は30日、食品衛生法に基づき紅麹原料を製造していた工場に立ち入り検査に入りました。
 立ち入り検査が行われているのは、昨年12月まで紅麹原料が製造されていた大阪市淀川区の小林製薬の工場です。
 午前11時ごろ、厚労省と大阪市の担当者、合わせて16人が相次いで入りました。
 この工場は建物の老朽化を理由にすでに閉鎖されていますが、健康被害の訴えがあった製品の紅麹原料はこの工場で昨年製造され、厚労省はそのロットで青カビから発生することがある「プベルル酸」という物質が会社の調査で確認されたとしています。
 この物質の人体への影響はわからないとしていますが、厚労省と大阪市は製造工程を確認するとともに、当時の状況について会社から話を聞くなどしてこの物質がなぜ混入したのか詳しく調べるものとみられます。
 立ち入り検査について小林製薬広報・IR部の富山有子部長は、「誠実に対応ししっかりと協力して参りたい」と述べました。
 小林製薬の紅麹の成分が含まれた健康食品を巡っては、摂取した後に腎臓の病気を発症するなどして29日までに5人が死亡、延べ114人が入院したことがわかっており、会社は「原因となった疑いがある」として調査を進めています。

 2024年3月31日(日)

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