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■アメリカFDA、コロナワクチン接種「年1回」を検討 インフルエンザ同様に [健康ダイジェスト]

 アメリカ食品医薬品局(FDA)は新型コロナウイルスのワクチン接種を年に1回、従来型と流行している変異型の2つに対応する2価ワクチンに一本化することを検討しています。FDAが23日、近く開く第三者委員会に先立って発表した資料で明らかにしました。
 資料でFDAは、新型コロナが変異を続けているため、毎年更新が必要だと指摘しました。大半の人についてFDAはインフルエンザの予防接種と同様、年に1度の接種をすることを提案しています。高齢者や免疫不全者などは2回の接種、過去に1回しかワクチンを接種していない幼児は2回の接種を提案しました。
 接種時期については、感染が広がりやすい冬場に備えて9月からワクチン接種を始めることを提案しました。これに先立ち、春には対象の変異型を決めることが望ましいとしました。
 FDAは26日、今後の新型コロナワクチン接種の方針を審議する第三者委員会を開きます。この委員会に出席した外部有識者の投票結果を踏まえて、FDAが最終決断をします。
 現在、FDAが利用を提案しているような2価ワクチンを提供しているのは、アメリカのモデルナとファイザーだけです。これらのワクチンは、従来型のコロナウイルスと「BA・4」と「BA・5」のオミクロン派生型の双方に対応しています。
 一方、アメリカでは新たな派生型「XBB・1・5」が急拡大しています。アメリカ疾病対策センター(CDC)の推計によると、「XBB・1・5」の感染割合は49・1%に上り、現在最も流行している変異型となりました。現在あるワクチンは「XBB・1・5」に対応していません。

 2023年1月24日(火)

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■全国で新たに8万1535人が新型コロナに感染 死者は307人 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は24日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で8万1535人確認されたと発表しました。前週の火曜日より約4万5000人減りました。
 また、国内で新型コロナウイルスに感染して亡くなった人は、東京都で30人、大阪府で28人、埼玉県で27人、千葉県で25人、福岡県で21人、北海道で13人、福島県で10人、広島県で9人、京都府で8人、大分県で8人、兵庫県で7人、岐阜県で7人、新潟県で7人、神奈川県で7人、茨城県で7人、宮崎県で6人、長崎県で6人、三重県で5人、和歌山県で5人、群馬県で5人、岩手県で4人、島根県で4人、栃木県で4人、熊本県で4人、長野県で4人、静岡県で4人、香川県で4人、鹿児島県で4人、佐賀県で3人、山口県で3人、山梨県で3人、徳島県で3人、愛知県で3人、鳥取県で3人、奈良県で2人、宮城県で2人、岡山県で2人、愛媛県で2人、滋賀県で2人、石川県で2人、高知県で2人、福井県で1人、青森県で1人の合わせて307人となり、累計で6万5929人となっています。
 都道府県別の新規感染者は、東京都が最多の7306人。愛知県の6693人、大阪府の5933人、神奈川県の4591人、埼玉県の4126人、千葉県の4058人、福岡県の3708人、兵庫県の2813人と続きました。
 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、24日時点で638人となっています。重症者の数は、23日と比べて6人減りました。
 一方、厚生労働省は24日、大阪府内で新たに5933人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。前週火曜日に比べ約3500人減っています。これで、大阪府内の感染者の累計は274万3739人となりました。
 また、28人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて7816人となっています。重症者は、23日と変わらず83人です。

 2023年1月24日(火)

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■東京都、7306人の新型コロナ感染確認 前週比3814人減  [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は24日、東京都内で新たに7306人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の火曜日より3814人減りました。前の週の同じ曜日を下回るのは7日連続です。また、感染が確認された30人の死亡も発表されました。
 24日までの週平均の感染者は6458・4人で、前週(1万855・6人)の59・5%でした。
 24日の新規感染者を年代別でみると、0歳66人、1~4歳439人、5~9歳547人、10歳代738人、20歳代981人、30歳代1151人、40歳代1149人、50歳代913人、60~64歳322人、65~69歳178人、70歳代403人、80歳代303人、90歳以上115人、不明1人。65歳以上の高齢者は999人でした。発表人数以外に、医師の陽性判定を受けていない感染者も少なくないとみられます。
 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は、23日から1人減って36人でした。
 重症者用の病床使用率は23日より3・9ポイント下がって24・8%、全体の病床使用率は2・5ポイント下がって43・5%となっています。
 都内の累計患者数は、423万7895人となりました。

 2023年1月24日(火)

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■塩野義コロナ飲み薬「ゾコーバ」を使用禁止の妊婦2人に処方  厚労省が入念な確認求める [健康ダイジェスト]

 昨年11月に緊急承認された塩野義製薬の新型コロナウイルス感染症の飲み薬「ゾコーバ(一般名・エンシトレルビル)」について、厚生労働省は処方が禁じられている妊婦への処方が2人に対してあったとし、全国の医療機関に注意喚起するよう都道府県に通知しました。市販後調査を担う塩野義製薬から報告がありました。
 通知は20日付。厚労省によると、女性のうち1人は、服薬の約1カ月後に産婦人科を受診し、当時妊娠4週目だったとわかりました。処方時に、医師から薬の注意点について説明を受けていたものの、本人に妊娠の自覚がなかったといいます。現時点で副作用は確認されていません。もう1人については状況を調査中といいます。
 ゾコーバは動物実験で胎児に奇形が生じることが確認されており、妊婦や妊娠している可能性のある女性には使用できません。厚労省は通知で、処方時に妊娠している可能性がないことを入念に確認するよう求めました。
 塩野義製薬によると、昨年11月24日~今年1月5日にゾコーバは1万1867人の患者に処方されています。

 2023年1月24日(火)

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