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■中国の年末年始の国内旅行客、コロナ感染拡大前の4割余りにとどまる [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染が急拡大している中国では、年末年始に国内を旅行した人の数が感染拡大前と比べて4割余りにとどまりました。中国政府は経済活動の再開を呼び掛けていますが、旅行客の回復にはつながっていません。
 中国の文化観光省は2日夜、大みそかから1月2日までの3連休に国内を旅行した人が延べ5271万人余りと、「ゼロコロナ」政策のもとで厳しい行動制限が求められた前の年の同じ時期に比べて0・44%増加したと発表しました。
 しかし、新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大する以前の4年前の同じ時期と比べると4割程度にとどまり、依然として低い水準となっています。
 中国政府は経済活動の再開を呼び掛けていて、首都・北京市の天安門広場や商業施設などでは連休中にぎわいが戻りつつある様子もみられましたが、省をまたぐ遠距離の旅行より近くの観光地を訪れる人が多く、旅行客の本格的な回復にはつながっていません。
 1月21日からは旧正月の「春節」に合わせた7日間の大型連休が始まり、大勢の人が帰省することが予想され、感染拡大で医療体制のひっ迫が深刻になっている地方都市や農村部では、医療機関が薬の調達を急ぐなど対応に追われています。

 2023年1月3日(火)

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■中国で新たに日本人男性2人死亡 コロナ政策転換後、全土で3人目 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染が爆発的に広がっている中国で、新たに日本人男性2人が感染後に死亡していたことが3日、わかりました。広州と重慶の日本総領事館が明らかにしました。
 亡くなったのはいずれも70歳代の男性。昨年12月7日に中国がゼロコロナ政策を転換してから、日本人の死亡が確認されたのは3人目。
 今回の2人は、いずれも2日に死亡が確認されました。このうち広州の総領事館の管内に住んでいた男性は、亡くなる前に新型コロナに感染していたものの、死因に新型コロナ関連の記載はないといいます。男性には基礎疾患がありました。
 また、重慶の総領事館の管内に居住していた男性も、昨年12月に新型コロナに感染した後に亡くなりました。基礎疾患の有無は、家族の希望により公表しないとされます。
 重慶市では日系企業駐在員の40歳代の男性が新型コロナ検査で陽性と判明後、昨年12月19日に死亡が確認されています。
 12月23日にこの男性の死亡を公表した松野博一官房長官は記者会見で、邦人保護の観点から「ご家族との連絡など、できる限りの支援を行っている」と述べていました。
 中国政府は、新型コロナ感染が直接的な死因とする場合の条件を限定する通知を出しています。実際には基礎疾患のある高齢者らの死者が多数出ている模様ですが、当局の発表では既往症のある人が感染後に亡くなったケースの多くは死者数に含まれていないとみられます。
 中国疾病予防コントロールセンターは、2日に中国全土で新型コロナによる死者は3人と発表しました。

 2023年1月3日(火)

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■台湾、中国からの入国者の27・8%が新型コロナ感染者 [健康ダイジェスト]

 1日から2日まで台湾に到着した中国発の航空便4便の搭乗客の27・8%が新型コロナウイルス感染者と確認されたと台湾紙「聯合報(れんごうほう)」が3日に報道しました。
 台湾の防疫当局である中央感染症指揮センターの指針に基づき桃園国際空港到着直後にPCR検査を受けた524人のうち146人が陽性と確認されました。台湾大学公共衛生学院の陳秀熙教授は、「データは予想範囲内にある。今後中国発の陽性者の割合は最大35%に達するだろう」と予想しています。
 最近イタリアが中国発の入国者を空港で全数調査した結果、陽性者の割合が38~52%に達したのと比較すると、明らかに低い数値だと聯合報は指摘しました。
 中央感染症指揮センターの荘人祥報道官は、「初日の検査データは単に参考用であり各国の検疫政策が異なり入国者の形態も違い比較するのは難しい」と話しました。荘報道官はまた、「台湾はまだ観光客に入国を開放しておらずほとんどが台湾僑胞(台湾系華僑)や企業家であるのに対し、日本とイタリアは大陸からの観光客が中心と母数自体が違い、台湾の空港のPCR陽性率が低いのは予想に合致している」と説明しました。
 これに対し中国発の感染者が台湾に新たな新型コロナウイルス流行を呼び起こしかねないとの懸念も出てきました。台湾感染症医学会の黄立民名誉理事長は、「陽性率27・8%は4人に1人が陽性の格好。彼らが台湾入境後に台湾人と接触すれば衝撃を呼び起こす恐れがある」と話し、台湾紙「中国時報」が3日1面トップ記事で報道しました。黄理事長は、「新たな感染ピークが差し迫っている。高齢者や慢性疾患者が中国から帰ってきた台湾僑民と会えばとても危険なので春節前に「BA・5」ウイルスに効果がある次世代ワクチンを急いで接種することを建議する」と話しました。
 中国人に対するPCR検査が重要だという意見も提起されました。台湾大学の陳秀喜教授は、「中国発の入国者に対し多くの国がPCR検査をする理由は、新型コロナウイルスの遮断ではなく新たな変異型をモニタリングすること」と強調しました。陳教授は、「世界保健機関(WHO)は万一、春節後に各国で変異型が見付からなければ、新型コロナウイルスを国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)から解除しなければならない」と付け加えました。
 中央感染症指揮センターによれば、現在中国で流行しているのはオミクロン型の変異型「BA・5・2」と「BF・7」。人の移動により、さらに変異する恐れがあるとしており、台湾国内の感染状況に影響を与えないよう、同センターは海外からの入国者に対する変異型の監視体制を強化し続ける方針。
 
 2023年1月3日(火)

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■全国の新規感染者は8万9643人 死者223人、新型コロナウイルス感染症 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省によりますと、3日に発表した国内の新たな感染者は空港の検疫などを含め8万9643人となっています。正月三が日で診療機関が少ないため単純比較はできないものの、1週間前の火曜日(12月27日)より約11万3200人減りました。
 また、国内で感染して亡くなった人は、東京都で24人、大阪府で20人、福岡県で12人、広島県で11人、岐阜県で10人、栃木県で10人、宮崎県で9人、熊本県で8人、秋田県で8人、千葉県で7人、岡山県で7人、岩手県で7人、京都府で6人、三重県で5人、兵庫県で5人、北海道で5人、和歌山県で5人、群馬県で5人、静岡県で5人、高知県で5人、鹿児島県で5人、宮城県で4人、山口県で4人、愛媛県で4人、石川県で4人、茨城県で4人、大分県で3人、富山県で3人、神奈川県で3人、長崎県で3人、香川県で3人、島根県で2人、愛知県で2人、佐賀県で1人、奈良県で1人、徳島県で1人、滋賀県で1人、福井県で1人の合わせて223人、累計で5万7944人となっています。
 主な都道府県の新規感染者数は、北海道2235人、千葉県4088人、埼玉県4162人、東京都9628人、神奈川県4828人、愛知県4850人、大阪府6355人、広島県2917人、福岡県3352人など。
 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、3日時点で602人となっています。重症者の数は、2日と比べて7人増えました。
 一方、厚生労働省は3日、大阪府内で新たに6355人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで、大阪府内の感染者の累計は256万2954人となりました。
 また、新型コロナウイルスに感染した20人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて7201人となっています。重症者は2日から1人増えて70人です。

 2023年1月3日(火)

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■東京都、9628人が新型コロナに感染 7日連続前週同曜日を下回る [健康ダイジェスト]

 東京都は3日、新型コロナウイルス感染者を新たに9628人確認したと発表しました。正月三が日で診療機関が少ないため単純比較はできないものの、感染者数は前週の火曜日(12月27日)に比べ、1万2435人減りました。前の週の同じ曜日を下回るのは7日連続で、3日連続で1万人を下回りました。
 3日までの週平均の感染者は1万2954・3人で、前の週(1万7423・3人)の74・4%でした。
 3日の新規感染者を年代別にみると、20歳代の2164人が最多で、次いで30歳代1913人、40歳代1776人でした。
 入院しているのは4305人で、このうち「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は、前日より2人増えて47人でした。
 重症者用の病床使用率は1・3ポイント上がって34・7%、全体の病床使用率は0・7ポイント上がって57・0%となっています。
 一方、感染が確認された60~90歳代の22人の死亡も発表されました。

 2023年1月3日(火)

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