SSブログ

■第一三共がmRNAコロナワクチンの承認を申請 国内の製薬会社で初 [健康ダイジェスト]

 開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、製薬大手の第一三共は厚生労働省に対して、承認を求める申請を行いました。アメリカのファイザーやモデルナと同じタイプの「メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン」で、国内の製薬会社でこのタイプのワクチンの承認申請は初めてです。
 第一三共は、開発を進めてきた新型コロナのmRNAワクチンについて13日、厚生労働省に製造販売承認の申請を行ったと発表しました。
 このワクチンは人工的に作った遺伝物質mRNAを投与することで、体内でウイルスが細胞に感染する時の足掛かりとなるスパイクたんぱく質の一部が作られるようにして、免疫の反応を引き起こす仕組みです。
 当初に広がった従来型の新型コロナウイルスに対応した成分が含まれていて、18歳以上を対象に、3回目の接種としての使用を想定しているということです。
 18歳以上の約5000人を対象に3回目の接種を想定して行った最終段階の臨床試験(治験)では、ファイザーやモデルナのワクチンと同じ程度の有効性を確認でき、安全性も問題なかったとしています。
 国内の製薬会社が開発を進めてきた新型コロナワクチンの承認申請は、塩野義製薬の「組み換えたんぱく質ワクチン」に続いて2例目です。
 第一三共は、「オミクロン型に対応したワクチンの開発も引き続き進める。国産ワクチンを迅速に提供し、社会の安心、安全や人々の健康を守ることに貢献したい」とコメントしています。
 第一三共は2023年中の実用化を目指しています。海外への承認申請は未定といいます。

 2023年1月13日(金)

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■医療機関外で死亡のコロナ感染者、昨年12月は過去最多901人 警察庁 [健康ダイジェスト]

 医療機関以外の自宅などで亡くなり警察が事件性の確認などをした死者のうち、新型コロナウイルスの感染が確認されたのは昨年12月に901人いたことが、警察庁への取材で判明しました。統計を取り始めた2020年1月以降、月別で最も多かった昨年8月の869人を上回り、過去最多。感染が拡大している今の「第8波」が影響したとみられます。
 901人の年代別は、順に80歳代が337人、70歳代が198人、90歳代が188人、60歳代が70人。10歳代も6人、10歳未満も4人いました。男性が520人、女性が381人でした。
 都道府県別では、東京都の111人が最多で、大阪府67人、千葉県59人、北海道55人、神奈川県52人と続きました。
 発見場所別では、856人が自宅や高齢者施設などの「自宅等」。45人が路上や旅行先など「外出先」でした。
 死因は、新型コロナと判断されたのが255人、肺炎が32人で、心不全などの「その他」や不詳もあります。けがなどの「外因死」は147人でした。

 2023年1月13日(金)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■2022年の梅毒感染者、1999年以降最多の1万2966人 前年の1・6倍に急増 [健康ダイジェスト]

 昨年1年間に国内で報告された性感染症の梅毒の感染者は、速報値で約1万3000人と前の年の1・6倍になり、現在の方法で統計を取り始めてから最も多くなったことが、国立感染症研究所のまとめで明らかになりました。
 国立感染症研究所によりますと、2022年1年間に国内で報告された梅毒の感染者は、速報値で1万2966人で、前の年の7983人と比べて1・6倍となり、現在の方法で統計を取り始めた1999年以降、最も多くなりました。
 梅毒の感染者は、2012年には875人でしたが、10年で約15倍にまで急増しています。
 専門家は、性風俗産業の従事者や利用者が感染者のうちの一定の割合を占める一方で、インターネットを通じて出会った不特定の人との性行為を通じて感染が拡大している可能性も考えられるとしています。
 梅毒は主に性的な接触によって広がる細菌性の感染症で、薬で治療できますが、治療せずに放置すると深刻な症状を引き起こすこともあります。
 日本性感染症学会の監事で日本大学の川名敬教授は、「梅毒患者が1万人も日本にいること自体が驚きで、非常に多い数だと思う。自治体でも無料で検査ができるので、感染したかもと思ったら、すぐに検査を受けることが大切だ」と話しています。

 2023年1月13日(金)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■コロナワクチン接種後に死亡、36~96歳の男女5人に一時金 支給は計20人に [健康ダイジェスト]

 新型コロナワクチンの接種による健康被害を審査する厚生労働省の専門家分科会は12日、接種後に死亡した36~96歳の男女5人について、新たに死亡一時金の請求を認めました。接種後の死亡例について救済を認めたのは、計20人になりました。
 接種後に、66歳と69歳の男性2人は突然死、96歳の女性は急性心不全、73歳の男性は出血性ショック、36歳の男性は急性循環不全となりました。いずれも接種と死亡の因果関係は否定できないと判断されました。36歳の男性を除いて、関連する基礎疾患などがあったといいます。

 2023年1月13日(金)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■中国、累計9億人が新型コロナに感染 北京大が推計 [健康ダイジェスト]

 中国紙・経済観察報(電子版)は13日、北京大学国家発展研究院の馬京晶副教授らが、中国全土で累計約9億人が新型コロナウイルスに感染したとする報告書を発表したと報じました。
 馬副教授らは、中国の民間データ会社から提供を受けたビッグデータを解析。「発熱」「せき」など感染に伴う症状に関する検索の増加などから、昨年12月上旬の「ゼロコロナ」政策の大幅緩和後から1月11日までに、中国人口14億人の64%が感染したとする推計を導き出しました。12月末には多くの地域で感染ピークを迎えたとしており、内陸部の感染率が特に高く、甘粛省は91%、雲南省は84%、青海省は80%に上ったといいます。
 データ解析と同時に全国でアンケートを実施し、1万14431人が回答しました。感染者の76%が「これまで経験した最もつらい風邪の症状より耐え難いものだった」と答えました。入院したのは5・5%で、多くの感染者が医療措置を受けられなかった可能性があります。

 2023年1月13日(金)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■全国の新型コロナ死者、過去最多の489人 新規感染者は18万5472人 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省によりますと、12日に発表した国内の新たな新型コロナウイルス感染者は、空港の検疫などを含め18万5472人となっています。前の週の木曜日(5日)と比べて4万1644人減りました。
 また、新型コロナウイルス感染症による全国の死者は489人で、1月7日の463人を上回り、1日の発表としてはこれまでで最も多くなりました。
 死者を都道府県別でみると、福岡県で45人、大阪府で31人、東京都で29人、埼玉県で27人、静岡県で24人、北海道で23人、兵庫県で21人、三重県で19人、千葉県で18人、宮崎県で18人、熊本県で18人、愛知県で17人、栃木県で15人、宮城県で14人、高知県で13人、岡山県で11人、愛媛県で11人、群馬県で11人、茨城県で10人、神奈川県で9人、大分県で8人、京都府で7人、新潟県で7人、鹿児島県で7人、佐賀県で6人、岐阜県で6人、岩手県で6人、滋賀県で6人、石川県で6人、山口県で5人、山梨県で5人、長崎県で5人、和歌山県で4人、広島県で4人、長野県で4人、香川県で4人、山形県で3人、富山県で2人、島根県で2人、徳島県で2人、福井県で2人、鳥取県で2人、奈良県で1人、秋田県で1人の合わせて489人、累計で6万1281人となっています。 
 都道府県別の新規感染者数は、東京都が1万3427人で最も多く、愛知県の1万3270人、大阪府の1万1466人、福岡県の1万1200人、兵庫県の1万226人、神奈川県の9337人、静岡県の9189人、埼玉県の7523人、広島県の7186人と続きました。三重県は5457人で、新規感染者数の過去最多を更新しました。
 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、12日時点で697人となっています。重症者の数は、11日と比べて32人増えました。
 一方、厚生労働省は12日、大阪府内で新たに1万1466人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで、大阪府内の感染者の累計は266万8489人となりました。
 また、31人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて7443人となっています。重症者は、11日より13人多い85人です。

 2023年1月13日(金)

nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:健康