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■脳梗塞に幹細胞を増やす薬を投与し、後遺症を軽減 東海大 [健康ダイジェスト]

 脳梗塞の発症初期に、白血病治療にも使われている血液や血管になる幹細胞を増やす薬を投与することで、発症後の後遺症を大幅に軽減することに東海大の研究チームが成功しました。神経細胞が死ぬのを防いだり、再生したりする効果があったとみられます。
 研究結果は、28日までスペインで開催中の国際脳循環代謝学会で発表されました。
 東海大の研究チームは7月にも、岡山大(岡山市)、藤田保健衛生大(愛知県豊明市)と共同で、100人規模の臨床試験を始めるといいます。
 脳梗塞は、脳の血管が血の塊などで詰まり細胞が壊死する病気で、年間8万人程度が死亡します。助かっても、多くは言語障害や手足にまひが残ります。
 短時間で血流を回復すれば、機能が戻る可能性が高まるため、急性期と呼ばれる発症後1~2週間の治療が重要とされます。

 2011年5月28日(土)




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