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■4大疾病、精神疾患加え5大疾病に 厚生労働省 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は7日までに、「4大疾病」と位置付けて重点的に対策に取り組んできたがん、脳卒中、心臓病、糖尿病に、新たに精神疾患を加えて「5大疾病」とする方針を決めました。
 職場でのうつ病や統合失調症、高齢化に伴う認知症などの精神疾患の患者数は年々増え、従来の4大疾病をはるかに上回っているのが現状で、国民に広くかかわる疾患として重点対策が不可欠と判断しました。
 同省はすでに6日、国の医療政策の基本指針に精神疾患を加える方針を社会保障審議会医療部会で示し、了承されました。この基本指針を基に、各都道府県は地域医療の基本方針となる医療計画を作ります。
 4大疾病は2006年に、重点対策が必要な病気として指針に明記。それを受けて各都道府県が、診療の中核を担う病院の整備や、患者を減らすための予防策など、具体的な対策を立てました。
 医療計画は5年に1度見直され、多くの都道府県は次回の更新を13年に予定しています。
 同省の08年の調査では、糖尿病237万人、がん152万人などに対し、精神疾患は323万人に上ります。

 2011年7月7日(木)




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