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■花粉の飛散、37都府県で平均の1・2倍以上 終息は一部の地域で例年より早め [健康ダイジェスト]

 環境省は19日、今春のスギとヒノキの花粉の飛散状況を発表しました。沖縄県と秋田県を除く45都道府県中、37都府県で飛散量が過去10年の平均と比べて「多い」(1・5倍以上)か「やや多い」(1・2~1・5倍)を記録。
 花粉の飛散量は、香川と和歌山の両県で例年の4倍、奈良県で3倍を超えたほか、徳島や愛媛、福井、石川、新潟、茨城の各県でも3倍近い飛散がありました。例年の1・5倍を上回ったのは、31都府県に達しました。昨夏の猛暑で花粉が多くできたこと、飛散時期の春先に雨が少なかったことなどが影響したとみています。
 一方 スギとヒノキの花粉の飛散が終息する時期は、春先に気温が高い日が続いたことなどから、一部では例年よりやや早まる見通し、最も遅い東北地方や北海道でも5月上旬までに終わるとみています。
 このうち、スギの花粉の終息する時期を地域別に見ますと、関東から西の地域では例年より1週間ほど早い見込みで、九州地方ではすでに終息し、中国と近畿地方ではすでに終息したか数日以内に終わり、四国、東海地方では数日以内、北陸と甲信、それに関東地方では今月下旬に終わる見込みです。そして、例年並みに飛散が続く東北地方や北海道では、5月上旬までに終わる見込みです。
 一方、ヒノキの花粉の終息する時期は、九州、四国、中国、それに近畿地方では例年より1週間程度早い今月中に終息する見込みで、東海、北陸、甲信、関東、それに東北地方ではほぼ例年並みに飛散が続き、5月上旬に終わる見込みです。
 環境省は「スギとヒノキの花粉の飛散が終息しても、今後はイネ科の花粉の飛散が予想されるので、注意してほしい」と呼び掛けています。

 2013年4月21日(日)




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