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■医師数、初の30万人超 なお自治体で2倍の格差 [健康ダイジェスト]

 全国の医師の数は初めて30万人を超えたものの、都道府県別では人口当たりの医師数に2倍の開きがあり、依然として地域によって偏りがあることが厚生労働省のまとめでわかりました。
 厚労省は全国の医師について2年ごとに調査しており、昨年末の時点の結果がまとまりました。
 それによりますと、医師の数は30万3268人と前回の調査に比べて8219人増加し、1954年の調査開始以来、初めて30万人を超えました。
 女性医師が19・7パーセントと5人に1人を占め、過去最高を更新。介護施設などを除き医療機関に従事する医師は28万8850人でした。
 人口10万人に対する医師の数は全国平均で226・5人で、前回に比べ7・5人増えています。
 都道府県別では、最も多いのは京都府で296・7人、次いで徳島県が296・3人、東京都が295・7人となっています。
 一方、最も少ないのは埼玉県で148・2人、次いで茨城県が167人、千葉県が172・7人となっており、最も多い京都府と最も少ない埼玉県では2倍の開きがあります。
 専門医別では、小児科は最も多い鳥取県と最も少ない茨城県の開きが2・4倍、産婦人科は最も多い徳島県と最も少ない埼玉県の開きが2・2倍、外科は最も多い京都府と最も少ない新潟県の開きが2倍となっています。
 厚労省は、「大学医学部の定員増などで医師数は今後も増加が見込まれるが、地域偏在の傾向は変わっていない」と分析。自治体などと協力して、医師の偏在解消に向けた施策を進める方針です。

 2013年12月22日(日)

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