SSブログ

■リベリアでエボラ出血熱が再発、新たに死者1人 5月に終息宣言したはずが [健康ダイジェスト]

 西アフリカのリベリア政府は6月30日、国内で新たなエボラ出血熱の感染者が再び確認され、死亡したと発表しました。6週間余り前の5月9日に、エボラ出血熱の流行が終息したと宣言されていましたが、再燃する恐れが出てきました。
 死亡したのは、17歳の患者。首都モンロビア近郊のマージビ郡で感染が確認されました。流行が続くギニアやシエラレオネとの国境沿いではなく、感染経路は判明していません。今後、感染源を特定できるかが封じ込めの鍵となります。
 同国の副保健相は、「パニックになる必要はない。患者は死亡したが、亡くなる前に検査で陽性が確認された。遺体は埋葬され、接触のあった可能性のある人はすでに特定、隔離されている」と語りましたが、その人数や、死亡した患者についての詳しい情報は明らかにしませんでした。
 昨年3月ごろに西アフリカで始まったエボラ出血熱の流行はリベリア、ギニア、シエラレオネの3カ国を中心に過去最悪の規模で広がり、世界保健機関(WHO)によりますと、アメリカとヨーロッパを含む9カ国で合わせて2万6600人以上の患者が報告され、その41パーセントに当たるおよそ1万1000人が死亡し、中でもリベリアでは最も多い4700人超が死亡しています。

 2015年7月1日(水)

nice!(11)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 11

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0