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■エボラ出血熱疑い、検査で陰性 ギニアから帰国した静岡県の男性 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は1日、静岡県在住の40歳代男性が西アフリカのギニアから帰国後に発熱し、エボラ出血熱への感染が疑われたため、採取した血液を東京都武蔵村山市の国立感染症研究所に送って詳しい検査をしたところ、陰性だったと発表しました。
 国内で感染が疑われ、検査で否定されたのは8人目。男性は入院先の静岡市立静岡病院で、マラリアと診断されました。
 男性は仕事のため6月24日までの数カ月間、ギニアに滞在し、6月30日夜に成田空港に到着。静岡県東部のホテルに宿泊した翌7月1日早朝、39・8度の発熱を訴え検疫所に連絡しました。感染症指定医療機関の静岡市立静岡病院に搬送された際には、熱は38・9度でした。
 厚労省によりますと、男性がギニアでエボラ出血熱の患者と接触したという情報はないということです。
 一方、西アフリカのリベリア政府は1日、エボラ出血熱の感染者が新たに2人確認されたと発表しました。2人は、先月約6週間ぶりにエボラ出血熱への感染が確認され、その後死亡した17歳の青年から感染したといいます。
保健当局が語ったところによると、感染した2人は6月28日に死亡した17歳の青年と生前に、首都モンロビアの南東、車で約1時間の国際空港の近くの村で、身体的接触があったといいます。
世界保健機関(WHO)は、「これまでに102人の接触が確認されているが、調査が続けばこの数は増える見込みだ」と最新の報告書で述べています。また、「現段階では感染源はわかっていない。死亡した患者には最近の渡航歴、感染地域からの訪問者との接触、または葬儀の参列などはなかった」としています。

 2015年7月3日(金)

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