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■昨年の自殺者、18年ぶり2万5000人下回る 6年連続減少 [健康ダイジェスト]

 昨年1年間の全国の自殺者は前年比1456人(5・7パーセント)減の2万3971人で、18年ぶりに2万5000人を下回ったことが15日、警察庁の集計(速報値)で判明しました。
 6年連続の減少。男性は745人減の1万6641人、女性は711人減の7330人で、男性が7割を占めました。
 警察庁は、1978年に統計を取り始めました。最多は2003年の3万4427人、最少は1981年の2万434人。
 1998年から14年連続で3万人を上回り、2010年から減少を続け、2012年から3万人を下回っています。
 都道府県別では、秋田、群馬、石川、三重、和歌山、島根、岡山、山口、熊本、沖縄の 10県が前年より多くなりました。人口10万人当たりの自殺者は多い順で、秋田26・8人 、島根25・1人、新潟24・9人でした。
 東日本大震災に関連した自殺者は、前年同期に比べ1人多い22人。県別では、福島19人、岩手2人、宮城1人でした。
 統計を分析している内閣府によると、昨年1~11月の自殺者2万2171人の動機 (1人につき三つまで選択)は、「健康問題」が1万953人で最多でした。「経済・生活 問題」、「家庭問題」が続きました。世代別では、19歳以下が15人増えた以外、60歳代の401人減を筆頭に各世代で減少。
 内閣府は、「全体として減少傾向にあるが、依然として多い。対策を続けていく」としています。

 2016年1月15日(金)




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