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■血液から13種のがんを早期に検出する技術を開発 東芝が共同研究 [健康ダイジェスト]

 東芝は、血液の検査によって13種類のがんを早期の段階で検出できる新たな技術を開発しました。短時間に高い精度で検出できるのが特徴で、数年以内の実用化を目指すとしています。
 この技術は、東芝が東京医科大学と国立がん研究センターとの共同研究で開発しました。
 血液中のがん細胞から多く分泌される「マイクロRNA」と呼ばれる分子の濃度を測定することで、すい臓がんや胃がん、乳がんなど、13種類のがんを検出できるということです。
 これまでの研究では、専用の小型検査装置などを開発したことで2時間以内の検査で、がんの人とがんでない人を99%という極めて高い精度で見分けられただけでなく、ステージ0と呼ばれる超早期の段階でもわかったとしています。
 また、実用化されればマイクロRNAを使ったほかのがんの検査に比べて、安く検査できるとしています。
 会社は来年度から実証試験を進め、数年以内の実用化を目指す考えです。
 東芝の研究開発本部の橋本幸二研究主幹は、「がんは日本人の最も多い死亡原因で非常に大きな医療の課題だ。がんの早期発見は生存率を高めるために重要で、この技術を早く実用化することが使命だと思っている」と話しています。

 2019年11月25日(月)

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