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■年末年始の中東観光、ラクダ接触でのMERS感染に注意を 成田空港検疫所 [健康ダイジェスト]

 サウジアラビアで日本を含む外国人への観光ビザが解禁されたことなどを受けて、この年末年始に中東を訪れる人の増加が予想されるとして、成田空港検疫所は、ラクダへの接触などで起きる感染症の中東呼吸器症候群(MERS、マーズ)への注意を呼び掛けています。
 厚生労働省によりますと、MERSはサウジアラビアなどの中東で多く発生しているコロナウイルスによる感染症で、重い肺炎など命にかかわるような症状を引き起こす恐れがあります。
 成田空港検疫所は、今年9月にサウジアラビアで日本を含む外国人への観光ビザが解禁されて以降、初めての年末年始を迎えることなどから、出発ロビーにチラシを置いて中東を訪れる人に注意を呼び掛けています。
 MERSは、ヒトコブラクダが主な感染源といわれているため、成田空港検疫所は、現地でラクダからつばをかけられたり、火が通っていないラクダの肉を食べたりした場合は、帰国時に申し出てほしいとしています。
 成田空港検疫所検疫課の櫻田紳策課長は、「11月から3月にかけてはアラビア半島が涼しくなり、観光にも適したシーズンになる。不用意にラクダに近付かず、手洗いなどを徹底してほしい」と呼び掛けています。

 2019年12月29日(日)

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