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■新型コロナウイルス、大阪府の女性ガイドが再び陽性に ウイルス増殖か再感染の可能性 [健康ダイジェスト]

 大阪府は27日、1月に新型コロナウイルスへの感染が判明したものの、症状が回復し、陰性が確認されていた大阪市の40歳代の女性が、再び症状が出て陽性になったと発表しました。大阪府は、体内に残っていたウイルスが増殖したか、ウイルスに再感染した可能性があるという見解を示しました。
 新型コロナウイルスの検査で再び陽性が確認されたのは、大阪市に住む40歳代のガイドの女性です。
 大阪府によりますと、この女性は1月中旬、同じく感染が判明した奈良県の男性運転手とともに、中国の湖北省武漢市からのツアー客が乗車するバスにガイドとして同乗し、1月29日にウイルスへの感染が確認されて、府内の医療機関に入院しました。
 そして、症状が改善したことなどから、2月1日に退院し、6日に行ったPCR検査で陰性が確認されました。
 しかし、19日になって、のどの違和感と胸の痛みを感じ、その後、何度か医療機関を受診して、26日にPCR検査を行い、その結果、再び陽性と確認されました。
 女性は退院後、毎日、マスクをつけて自宅で静養し、仕事には行っていなかったということです。
 府によりますと、濃厚接触者はおらず、女性は現在、府内の医療機関に入院しています。
 府は、女性が再び陽性になった原因について、体内に残っていたウイルスが増殖したか、ウイルスに再感染した可能性があるという見解を示しました。
 大阪府の事例を受け、これまでに13人の感染が確認された和歌山県は27日、関係部局の担当者が集まり対応を協議。現在は陰性が確認されて退院した患者に1週間の自宅待機を求めていますが、今後は2週間に延長することを決めました。
 退院の可否を判断するPCR検査も、採取する検体を増やしてより正確な診断ができるように見直す方針といいます。
 担当者は、「県内でも再び陽性となる患者が出る可能性は否定できず、感染拡大を防ぐためにも対応を強化したい」としています。

 2020年2月27日(木)

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