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■新型コロナウイルス、世界の感染者176万人 アメリカの死者2万人超で世界最多に [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、日本時間の12日午前5時時点で、新型コロナウイルスの感染者数は、世界全体で176万978人となっています。死亡した人は、10万7775人となっています。
 このうち、アメリカで確認された新型コロナウイルスの感染者は51万4415人、亡くなった人は2万71人となり、イタリアの1万9468人を上回って、世界で最も多くなりました。
 死亡した人を国や地域別にみますと、アメリカが2万71人、イタリアが1万9468人、スペインが1万6353人、フランスが1万3832人、イギリスが9875人などとなりました。
 アメリカの感染者のおよそ3分の1が集中するニューヨーク州の状況について、アンドリュー・クオモ知事は11日の記者会見で、前日の10日だけで新たに783人が亡くなったことを明らかにした上で、「感染者の増加のペースは引き続き横ばいだが、死者は恐ろしいほどの割合だ」と述べました。
 また、11日までにニューヨーク州に隣接するニュージャージー州で2183人、中西部ミシガン州で1392人、南部ルイジアナ州で806人が亡くなりました。
 感染の拡大が続く中、ドナルド・トランプ大統領は11日、「大規模災害」の発生地として新たに西部ワイオミング州を指定しました。
 ホワイトハウスによりますと、全土のすべての州が指定を受けるのは、アメリカ史上初めてだということです。
 アメリカでは1日に3万人前後のペースで感染者が増え続けており、医療態勢を維持しながら感染の拡大を抑え込む困難な課題に直面しています。

 2020年4月12日(日)

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