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■新型コロナウイルス、世界の感染者304万1777人 ニューヨーク州全体で14・9%の人から抗体検出 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は、日本時間の28日午後3時の時点で、304万1777人となりました。
 感染者数を国別にみますと、アメリカが98万8451人と最も多く、次いでスペインが22万9422人、イタリアが19万9414人、フランスが16万5964人、ドイツが15万8758人などとなっています。
 また、死亡した人の数は21万1170人で、国別では、アメリカが5万6245人、イタリアが2万6977人、スペインが2万3521人、フランスが2万3293人、イギリスが2万1092人などとなっています。
 一方、アメリカのニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は27日の会見で、これまでに行った新型コロナウイルスの抗体検査の結果を明らかにしました。
 それによりますと、26日までにニューヨーク州内の各地で合わせて7500人を対象に、感染をへてウイルスへの免疫ができている人を確認する抗体検査を行った結果、州全体で14・9%の人から抗体が検出され、過去に感染していたことがわかったということです。州全体ではおよそ290万人が感染していたことになります。
 ニューヨーク州では、先週23日に1回目の3000人を対象とした抗体検査で、13・9%の人から抗体が検出されたと発表しており、今回は前回に比べて1ポイント高い結果です。
 州内の抗体検査の結果を人種別でみると、ヒスパニック系が22・5%から32%と大きく上昇しました。27日時点で黒人は16・9%、白人は8・9%でした。クオモ知事は人種ごとの違いについて、「分析を進めているが、現時点ではわからない」と述べました。
 地域別では、ニューヨーク市が24・7%と最も高く、4人に1人の割合で抗体が検出されたほか、ニューヨーク市の近郊の地域も14%から15%程度だった一方で、それ以外の地域は3・2%となり、人口の集中する都市部で割合が高くなっています。
 ニューヨーク州は今後も抗体検査を続けて実態を把握し、経済活動などの再開に向けた判断材料とする方針です。
 一方で、検査結果を巡っては、対象となる人を完全に無作為で選んでいないことなどから、地元メディアや専門家からは実態をどこまで正確に反映しているかわからないとして、慎重に受け止めるべきだとする指摘も出ています。

 2020年4月28日(火)

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