■埼玉県、新たに３人の新型コロナウイルス感染確認 千葉県で３人、神奈川県で１人感染確認

　埼玉県とさいたま市は11日、新たに３人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
　このうち、さいたま市で新たに感染が確認されたのは、市内に住む30歳代の会社員の男性で、勤務先に感染者がいたということです。
　また、埼玉県によりますと、このほか新たに鴻巣市の70歳代の男性と、所沢市の30歳代の男性の２人の感染がわかったということです。
　県やさいたま市によりますと、３人はいずれも軽症で、行動歴や濃厚接触者などについて調べています。
　県内で発表された新型コロナウイルスの感染者は、これで1014人となりました。
　千葉県では11日、10歳代から50歳代の男女３人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。千葉県内の感染者は、これで912人となりました。
　船橋市と千葉県によりますと、新たに感染が確認されたのは、船橋市に住む10歳代の男子大学生と20歳代の女性、海外に住む50歳代の男性会社員の合わせて３人です。
　このうち男子大学生は、６月８日以降、高熱やけん怠感などを訴え検査を行ったところ、感染が確認されたということです。
　感染経路はわかっていませんが、発症２日前と前日には電車で都内に行っていたということです。
　20歳代の女性は、９日に感染が判明した女性２人の家族で、濃厚接触者として検査を行ったところ、感染が確認されました。症状はないということです。
　また、50歳代の男性会社員は、６月３日に成田空港から入国して、県内のホテルに滞在していましたが、一緒に帰国した同僚の感染が確認されたことから、検査を行ったところ感染が確認されました。症状はないということです。
　これで千葉県内で感染が確認されたのは、合わせて912人となりました。
　神奈川県では11日、横浜市が、集団感染が起きている病院の60歳代の看護師女性が新型コロナウイルスに新たに感染したと発表しました。
　横浜市によりますと、緑区の「鴨居病院」に勤める60歳代の看護師女性が感染していることが新たに確認されたということです。
　この病院では、患者や看護師などの集団感染が起きており、11日に発表された60歳代の看護師も集団感染が起きた病棟にたびたび出入りしていたということです。
　ただ、横浜市はその際に、直接患者には接触していないことなどから、看護師の感染経路は今後、調査するとしています。
　神奈川県内で発表された感染者はこれで1397人で、このうち89人が死亡しています。

　２０２０年６月１１日（木）

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