■新型コロナウイルス、世界の感染者736万239人で死者41万6201人 アメリカの感染者200万人超える

　アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の日本時間11日午後３時時点のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は世界全体で736万239人で、亡くなった人は41万6201人です。
　感染者が最も多いのはアメリカで200万464人、次いでブラジルが77万2416人、ロシアが49万3023人、イギリスが29万1588人、インドが27万6583人、スペインが24万2280人です。
　亡くなった人が最も多いのもアメリカで11万2924人、次いでイギリスが４万1213人、ブラジルが３万9680人、イタリアが３万4114人、フランスが２万9322人、スペインが２万7136人です。
　一方、アメリカで新型コロナウイルスの感染者が200万人を超えました。各地で経済活動が徐々に再開される一方で、１日に確認される感染者の数が増え続けている州も多く、第２波への警戒が続いています。
　アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、日本時間午後３時現在のアメリカの感染者数は200万464人となり、200万人を超えました。
　有力紙ニューヨーク・タイムズのまとめによりますと、全土50州のうち西部カリフォルニア州や南部フロリダ州を始めとした21の州で、１日に確認される感染者の数が増え続けているということです。
　ニューヨーク・タイムズは増加の要因について検査態勢の拡充を挙げる一方、各州で進む経済活動の再開の動きとの因果関係には言及していません。
　ただ、中には感染が急速に拡大している地域もあり、各州では引き続き第２波への警戒が続いています。
　一方、死者の数は11万人を超えていますが、１日当たりの死者の数は減少傾向にあります。
　アメリカでは各地で、白人警官に首を圧迫されて黒人男性が死亡した事件を受けて人種差別に抗議するデモが続いており、政府の感染対策チームの専門家のアンソニー・ファウチ博士は10日、ＡＢＣテレビの番組で「デモのように人が集まる場所では感染のリスクがある。マスクや人との距離を取ることが必要だ」と述べて、デモを通じた感染の拡大にも警戒感を示しました。

　２０２０年６月１１日（木）

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