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■北海道小樽市で14人が新型コロナウイルスに感染 昼間のカラオケの営業自粛要請 [健康ダイジェスト]

 北海道小樽市は28日、市内で新たに14人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表しました。24日にクラスター(感染者集団)と認定された「昼間のカラオケ」ができる市内の花園地区にあるスナックの利用客が、同じ地区の別のスナックに行っており、ほかの2店でもクラスターが発生したと認定しました。3店の利用客と、その濃厚接触者の感染は、計33人となりました。
 新規感染者は60~80歳代の女性10人と男性1人、年代・性別の非公表の3人。8人は軽症で、6人が無症状でした。
 26日に感染が判明したスナックについて、市は店名を花園1丁目の「カレン」と公表しました。感染したこの店の経営者が重症で、来店者の聞き取り調査が進んでいないことが公表の理由といいます。市は1日以降にこの店を利用した人に、保健所へ連絡するよう呼び掛けています。
 小樽市の迫俊哉市長は記者会見で、「緊急事態宣言中と同程度の発生状況で、大変強い危機感を持っている。一連の感染では、濃厚接触者の範囲が相当広くなっていて、さらに新たな感染者の発生が予想される」と述べました。
 その上で迫市長は、感染拡大を防ぐため市内の昼間のカラオケの営業自粛を要請するとともに、市立図書館など市の公共施設を7月12日まで休館すること、市の保健所に職員を派遣して感染症対策班を設置し、体制強化を図ることを明らかにしました。営業を自粛した店舗には、協力金の支払いを検討しているということです。
 このほか、北海道内では石狩管内で1人、札幌内で2人の感染が新たに確認されました。道内で確認された感染者は計17人増え、延べ1239人になりました。

 2020年6月28日(日)

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