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■新型コロナウイルス、16日の国内感染者613人確認 600人以上は4月10日以来 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの国内感染者は16日、全国で新たに613人が確認されました。1日の感染者数が600人を超えたのは、4月10日の644人以来です。感染者数で最も多かったのは、4月11日の720人です。
 東京都で過去最多の286人が確認されるなど、各地で緊急事態宣言の解除後、最多の陽性者が判明しており、感染は全国で拡大しつつあります。
 大阪府の66人、埼玉県の49人、神奈川県の47人、千葉県の32人、愛知県の21人、兵庫県の16人、宮城県の14人、京都府の13人、香川県の10人などが緊急事態宣言の解除後、最多となりました。
 宮城県と仙台市によりますと、16日、新たに県内で14人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。
 県内での感染確認は6日連続で、感染が確認された人は合わせて126人となりました。
 これまでに1日に確認された感染者の数が最も多かったのは、4月16日の13人で、14人の感染確認はこれを超えて最も多くなりました。
 このうち、13人の感染が確認された仙台市では、東北工業大学の学生など2つのクラスター(感染者集団)が確認されました。
 大阪府は16日、府内で新たに66人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
 大阪府内で1日に60人以上の感染が確認されたのは2日連続で、緊急事態宣言が解除されて以降最も多くなりました。
 66人は、いずれも軽症か無症状だということです。
 感染経路別にみますと、東大阪市のバーに関連した人が11人、感染経路がわからない人が34人、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者などが21人。
 年代別にみますと、10歳代が7人、20歳代が29人、30歳代が8人、40歳代が3人、50歳代が12人、60歳代が6人、90歳代が1人となっています。
 大阪府で感染が確認された人は、これで合わせて2192人となりました。
 1日に実施したPCR検査の件数に占める新たな陽性者の割合を表す「陽性率」は、大阪府では緊急事態宣言が出された直後の4月9日が27%と最も高く、5月中旬以降は1%以下が続いていました。
 しかし、その後、6月中旬から徐々に高くなる傾向になり、16日の「陽性率」は5・8%になっています。
 大阪府の吉村洋文知事は記者団の取材に、「感染が拡大しつつある」と危機感を示しました。
 沖縄県の玉城デニー知事は16日、感染者が相次いでいる沖縄のアメリカ軍基地に出入りしている、沖縄市に住む80歳代のタクシー運転手の男性が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。アメリカ軍関係者から県民に感染した初めてのケースとみられます。
 タクシー運転手の男性は、14日から発熱の症状があり、15日、抗原検査で感染が確認されて感染症の指定医療機関に入院しており、重症ではないということです。
 男性は、感染者が相次いでいるアメリカ軍基地のキャンプ・ハンセンに日ごろから出入りしており、7月4日から8日まで勤務した間も、キャンプ・ハンセンの乗客を乗せたということです。
 沖縄県は、アメリカ軍関係者から県民に感染した初めてのケースとみており、県内での感染確認は、これで149人となりました。
 また、玉城知事は、アメリカ軍から「普天間基地で新たに2人が新型コロナウイルスに感染していることが確認された」と連絡があったことを明らかにしました。
 これで沖縄県のアメリカ軍関係者の感染確認は、138人となりました。
 玉城知事は、「感染を拡大させないためには、県民一丸となった冷静で的確な対応をとることが重要だ。また、基地の従業員やその家族に対する偏見や差別的な発言は絶対にしないようお願いしたい」と呼び掛けました。

 2020年7月16日(木)

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