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■新型コロナワクチン1032回分、使用不能に 医療機関の超低温冷凍庫が故障 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は1日、医療従事者向けに新型コロナウイルスワクチンの先行接種を実施している医療機関の一つから、ワクチンを保管する超低温冷凍庫が故障して保管温度を大きく上回り、ワクチン172瓶が使用不能になったとの報告があったと発表しました。最大で接種1032回分に当たります。
 先行接種に使われているのは、アメリカのファイザー社製のワクチン。氷点下約80度に設定した冷凍庫内は、27度まで上がっていたといいます。
 厚労省によると、医療機関の職員が1日朝に温度の上昇に気付きました。記録を確認すると、2月26日午後11時すぎから次第に上昇していました。週末は温度を確認する職員がおらず、発見が遅れたといいます。
 冷凍庫の納入企業が3月2日に医療機関に代替品を納めた後、原因を調査します。この医療機関には2月15日の週に1170回分のワクチンが搬入され、対象者への1回目の接種が終わっており、2回目の接種ができるように追加でワクチンを供給します。
 1日時点で、ほかの医療機関から冷凍庫の故障の報告はないといいます。
 一方、高齢者の接種を巡り、首相官邸は1日夜、4月26日の週に全国すべての市区町村に発送する数は「1箱ずつ」だとツイッターで発信しました。1人2回接種で、1瓶で6回接種できる特殊な注射器が使えると想定すると、1箱は585人分に相当します。

 2021年3月2日(火)

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