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■新型コロナ、世界の感染者1億1461万人 死者254万人 WHO、7週間ぶりに世界の新規感染者が増加に転じる [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の3日午前3時の時点で、世界全体で1億1461万8923人となりました。また、感染して亡くなった人は、世界全体で254万2969人となりました。
 感染者の多い国はアメリカが2867万5156人、インドが1112万4527人、ブラジルが1058万7001人、ロシアが422万291人、イギリスが420万699人となっています。
 死者の多い国はアメリカが51万5195人、ブラジルが25万5720人、メキシコが18万6152人、インドが15万7248人、イギリスが12万3530人となっています。
 世界保健機関(WHO)は、世界全体の新型コロナウイルスの感染者数について、これまでの減少傾向から再び増加に転じたとする報告書を公表しました。
 2日に公表された報告書によりますと、2月22日から28日までの1週間に報告された感染者の数は世界全体で265万8823人と、6週連続で続いた減少から一転、前の週に比べて7%増えました。
 WHOが管轄する地域別では、南北のアメリカ大陸やヨーロッパ、東南アジアなどで増加しています。国別では、感染者の数が累計で最も多いアメリカは前の週に比べて2%減りましたが、2番目のインドは21%の増加、3番目のブラジルは18%の増加となったほか、フランスは14%の増加、イタリアは32%の増加となっています。
 新たな感染者数が増加に転じた理由については、より感染しやすい恐れがあるとされる変異ウイルスの拡大や、感染対策の緩和のほか、事態の長期化に伴う、いわゆる「対策疲れ」が考えられるとしています。
 一方、2月22日から28日までの1週間に亡くなった人の数は世界全体で6万3477人と、前の週に比べて6%減り、4週連続で前の週を下回りました。
 また、変異ウイルスの報告があった国や地域の数は、イギリスで最初に確認された変異ウイルスは、前の週に比べて5つ増え106、南アフリカで最初に確認された別の変異ウイルスは、5つ増え56、ブラジルで確認された別の変異ウイルスは、前の週と変わらず29となっています。
 WHOのテドロス・アダノム事務局長は7週間ぶりに世界の新規感染者の数が増加に転じたと述べた上で、「ワクチンだけに頼るのは誤りだ」として、感染防止のための措置を緩めないよう訴えました。
 また、WHOで緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は、「年末までに新型コロナが収束すると考えるのは非現実的だ」との見方を示しました。

 2021年3月3日(水)

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