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■イギリス型変異ウイルス、死亡リスクを64%高める可能性 研究チームが発表 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の11日午後3時の時点で、世界全体で1億1800万6153人となりました。また、感染して亡くなった人は、世界全体で261万9676人となりました。
 感染者が最も多い国はアメリカで2915万2716人、次いで、インドが1126万2707人、ブラジルが1120万2305人、ロシアが430万2726人、イギリスが424万7879人となっています。
 感染して亡くなった人が最も多い国もアメリカで52万9203人、次いで、ブラジルが27万656人、メキシコが19万2491人、インドが15万8063人、イギリスが12万5222人となっています。
 イギリスで最初に見付かり、世界各地に広がった変異した新型コロナウイルスについて、イギリスの大学などの研究チームは、死亡するリスクが従来のウイルスに比べ高いとする研究結果を発表しました。
 イギリスのエクセター大学などの研究チームは10日、イギリスの医学雑誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」に、イギリスで急速に広まった変異した新型コロナウイルスに感染した人と、従来のウイルスに感染した人とで死亡するリスクに違いがあるかを調べた論文を発表しました。
 研究チームは、昨年10月から今年1月にかけて変異した新型コロナウイルスに感染した30歳以上の人およそ5万5000人と、年齢や性別、人種、居住地や感染時期などがよく似た従来のウイルスに感染した人、およそ5万5000人について、検査が行われた日から28日以内の死者の数を比較しました。
 その結果、変異ウイルスに感染したグループでは227人が死亡したのに対し、従来のウイルスに感染して死亡したのは141人で、研究チームは変異したウイルスは死亡するリスクを64%高める可能性があるとしています。
 研究チームは、「死亡するリスク自体は、依然、低いものの、死者の数が増加する可能性がある」として、変異ウイルスの拡大への警戒が必要だとしています。

 2021年3月11日(木)

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