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■アメリカの新型コロナワクチン接種1億回超える 世界の約30%に相当 [健康ダイジェスト]

 アメリカの疾病対策センター(CDC)が12日午後に公表した情報によると、それまでに行われた新型コロナウイルスワクチンの接種回数は1億112万8005回となり、1億回を超えました。世界のワクチン接種回数の約30%に相当します。
 ジョー・バイデン大統領は当初、政権発足後100日目に当たる4月30日までに1億回の接種達成を目指すとしていましたが、すぐにこの目標を1億5000万回に引き上げました。また、バイデン大統領は今週、アメリカの全成人2億5800万人分のワクチンを5月末までに確保する見通しを示しました。
 世界全体では、これまでに3億4000万回を超えるワクチン接種が行われています。世界人口の約4%を占めるにすぎないアメリカで、世界のワクチン接種回数の約30%が行われた計算になります。
 アメリカでは、現役あるいは最近5年以内に退職した医師と、ほぼすべての種別の看護師がワクチン接種を行うことが認められていましたが、これに加えてアメリカ当局は12日、歯科医、獣医師、救急医療技師、医療系の学生らにもこれを認めると発表しました。
 アメリカ厚生省は新たなポータルサイトを立ち上げ、ワクチン接種を行うボランティアを募集します。助産師や検眼士、救急医療士、医師助手、足治療士(ポダイアリスト)、呼吸療法士も応募できるといいます。
 アメリカでは現在、1日当たり約220万回のコロナワクチン接種が行われています。

 2021年3月14日(日)

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