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■新型コロナ、世界の感染者1億2503万人 死者274万人 変異ウイルス拡大のハンガリー、死亡率が世界最高に [健康ダイジェスト]

 アメリカのメリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の26日午前3時の時点で、世界全体で1億2503万6912人となりました。また、感染して亡くなった人は、世界全体で274万7525人となりました。
 感染者が最も多いのはアメリカで3003万4476人、次いでブラジルが1222万11人、インドが1178万7534人、ロシアが444万2492人、フランスが437万4785人となっています。
 感染して亡くなった人が最も多いのはアメリカで54万5597人、次いでブラジルが30万685人、メキシコが19万9627人、インドが16万692人、イギリスが12万6621人となっています。
 世界最大の感染国であるアメリカが3003万人4476人と、3000万人を突破しました。アメリカは世界全体の24%を占めるものの、1月中旬ころに比べると感染の拡大ペースは落ちています。変異ウイルスが猛威を振るうブラジルでは、感染拡大の勢いが増しており、平日は1日当たり7~9万人ペースで新規感染が確認されています。
 一方、新型コロナの変異ウイルスの感染者が急増しているハンガリーで、直近1週間の人口当たり死亡率が世界最高を記録したことが25日、明らかになりました。医療機関の窮迫度もかつてなく上昇しています。
 人口980万人のハンガリーでは、この1週間で死者数が41%超増加し、25日には過去最多の272人が死亡しました。人口10万人当たりの直近7日間の平均死亡率は世界最高の15・7で、チェコ(12・7)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(12)、スロバキア(10・5)、ブルガリア(10・5)を大きく上回っています。
 ハンガリーでは2月から感染力のより強いイギリス型の変異ウイルスが流行し始め、感染者数が急増。政府統計に基づく25日の新規感染者数は、9637人でした。入院患者数は約1万2000人で、うち約1500人が人工呼吸器を使用しています。
 専門家によると、現在は新規感染者数の80~90%をイギリス型の変異ウイルスが占めており、新型コロナ関連の入院件数は4月にピークを迎えると予想されています。
 ハンガリー医師会議所は今週、医療現場では病床も人手も不足しつつあると警鐘を鳴らし、1年前にヨーロッパで最初の感染拡大が起きたイタリア北部ベルガモと同様の医療崩壊が起きる恐れがあると指摘しています。
 ハンガリーは、ヨーロッパ連合域内でワクチン接種率が2番目に高く、ヨーロッパ連合が供給する欧米製ワクチンに加え、中国医薬集団(シノファーム)製ワクチンやロシアの「スプートニクⅤ」がすでに使用されているほか、今週には新たに中国製とインド製のワクチン2種が承認されました。
 グヤーシュ・ゲルゲイ首相府長官は25日、総人口の18%以上に相当する約170万人がワクチン接種を受け、うち50万人以上がすでに2回目の接種を終えたことを明らかにしました。

 2021年3月26日(金)

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