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■おたふく風邪ワクチン不足、学会「1回目接種優先を」 2回目は11月以降に [健康ダイジェスト]

 おたふく風邪(流行性耳下腺炎)のワクチン供給が不足している問題で、日本小児科学会は、2回接種のうち1回目を優先するよう会員に呼び掛けました。
 このワクチンは、予防接種法に基づき公費で賄う定期接種ではなく、希望者が受ける任意接種。同学会は1歳時と小学校入学前の2回の接種を勧めており、2019年には約160万人が受けました。
 製造元は武田薬品工業と第一三共の2社で、武田の工場で今年1~4月の定期点検でトラブルが判明したため出荷を停止し、供給再開は10月末になる見通し。武田製ワクチンは国内供給の約半分を占めるとみられ、すでに接種を中止する小児科が相次いでいます。
 同学会は4月30日付の文書で、「1社のみの供給となり、入手が困難な状況が予想される」とし、1回目接種を優先して2回目は11月以降への延期を求めました。
 おたふく風邪は4、5年ごとに3~6歳を中心に流行し、感染者の1000人に1人が難聴になります。通年接種されているワクチンを1回打てば発症を88%、2回打てば99%減らす効果があるとされます。

 2021年5月11日(火)




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