困窮など経済的理由で医療機関の受診が遅れて死亡した人が2021年に45人確認されました。前年より5人増えました。
全日本民主医療機関連合会(民医連)が20日、調査結果を公表しました。
民医連加盟の全国計706カ所の病院や診療所を対象に死亡事例を分析しました。
45人のうち医療保険料の滞納などで無保険状態だったのは16人(36%)。23人(51%)は保険証を持っていたものの、ほとんどが生活保護を受けられるほどの困窮状態で、窓口負担を支払うことにためらいがあったとみられるといいます。
2022年6月20日(月)
コメント 0