■世界最高齢の男性が死去、ベネズエラの114歳

　ギネスワールドレコーズ社は３日、男性の世界最高齢記録を保持していたベネズエラのフアン・ビセンテ・ペレス・モラさんが２日、114歳で死去したと発表しました。
　ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領はX（旧ツイッター）に、「フアン・ビセンテ・ペレス・モラさんが114歳で永遠に旅立った」と投稿しました。
　ペレスさんは112歳と253日だった2022年２月４日、生存する世界最高齢の男性としてギネスに認定されました。約60年連れ添った妻との間に11人の子供をもうけ、2022年時点で41人の孫、18人のひ孫、12人の玄孫（やしゃご）がいました。
　「ティオ・ビセンテ（ビセンテおじさん）」と呼ばれたペレスさんは、1909年５月27日、アンデス地方にあるタチラ州のエルコブレで、10人きょうだいの９番目として生まれました。
　ギネスには「５歳で父親やきょうだいと一緒に農業に従事し、サトウキビやコーヒーの収穫を手伝い始めた」と記載されています。
　ペレスさんは後に保安官も務め、農業を営みながら土地紛争や家族間紛争の解決に当たりました。
　長寿の秘訣について、ペレスさんは「一生懸命働き、休日は休み、早く寝て、毎日お酒を１杯飲み、神様を愛することだ」と説いていました。

　２０２４年４月４日（木）　

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