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■新型コロナ感染拡大で休止の茨城空港、上海便3年半ぶりに運航再開 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの影響で運航が休止されていた茨城空港と中国・上海とを結ぶ直行便が4日、3年半ぶりに運航を再開し、多くの搭乗客が降り立ちました。
 茨城空港と海外を結ぶ便は、新型コロナの感染拡大の影響で3年間休止されていましたが、今年3月に再開され、台湾の台北を結ぶ定期便などが運航されています。
 4日からは中国の格安航空会社、「春秋航空」が運航する上海浦東国際空港と茨城空港を結ぶ定期便が週4往復で再開されました。
 正午すぎ、最初の便が茨城空港に到着すると約100人の乗客が次々に降りていきました。
 到着ロビーでは、茨城県の関係者などが「ようこそ茨城へ」と書かれた横断幕を持って出迎え、地元でつくられたヨーグルトやお菓子、それに観光パンフレットなどを手渡していました。
 上海から到着した中国人の乗客は、「新型コロナで日本にこられなかったので期待してきました。茨城空港は東京への直行バスもあり、観光に便利です」と話していました。
 茨城空港と上海を結ぶ定期便は2010年に就航し、価格の安さなどから最も多い時期には週8往復運航されていました。
 茨城県営業戦略部の鈴木信昭空港対策監は、「茨城県を始めとした関東地方に多くの旅行客が訪れ、経済的な交流が活発化していくと期待している」と話しています。

 2023年8月4日(金)

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■7月の東京都内、熱中症の救急搬送が週1000人超えも 猛暑日が続き前年から倍増 [健康ダイジェスト]

 東京都心部で最高気温35度以上の猛暑日が続いた先週(7月24~30日)、熱中症での救急搬送者が都内で892人に上り、前年同期の2倍だったことが、総務省消防庁のまとめでわかりました。依然として厳しい暑さが続いており、特に脱水症状を起こしやすい高齢者は、こまめな水分補給が必要です。
 総務省消防庁のまとめによると、都内の前年同期(7月第4週)の救急搬送者は437人でした。今年は、7月9日までの1カ月間は週に100~300人台で推移していましたが、直近3週は1000人前後と高水準。東京消防庁によると、8月4日は午後3時現在で、17歳から93歳の男女29人が救急搬送されました。うち重症者は1人でした。
 熱中症の疑いのある死者も相次いでいます。7月29日夕方には東村山市内の住宅で、90歳代の夫と80歳代の妻が寝室のベッドで死亡しているのが見付かりました。警視庁東村山署によると、寝室にエアコンはあったものの、電源は入っていませんでした。ドアや窓が閉め切られ、室内は高温だったといいます。
 遺体の解剖を行う都監察医務院によると、7月に東京23区で確認された熱中症による死者は86人。うち室内で見付かったのは79人で、エアコンを使っていたのは10人にとどまりました。亡くなった人の約8割が70歳代以上でした。
 東京消防庁はホームページで、熱中症を予防するポイントを紹介。屋内ではエアコンや扇風機を使うよう呼び掛けた上で、「お年寄りは特に、喉が渇いていなくても、こまめに水分補給してほしい。外出する時は帽子や日傘を使い、日陰を選んで歩いてほしい」と求めています。
 一方で、救急出動態勢の逼迫(ひっぱく)を防ぐため、救急車を呼ぶかどうか迷った時は救急相談センター(「#7119」に電話)を活用するよう促しています。

 2023年8月4日(金)

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■新型コロナ感染者、前週比1・14倍 3週連続で1医療機関当たり10人超 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は4日、全国約5000の定点医療機関から7月24~30日の1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者数は計7万8502人で、1医療機関当たり15・91人だったと明らかにしました。前週比は1・14倍。前週から増加が続くのは17週連続となります。
 また、3週連続で1医療機関当たり10人を超え、厚労省に対策を助言する専門家組織が会合を開きました。
 都道府県別では、多い順に佐賀県が31・79人、長崎県が30・29人、宮崎県が27・21人、鳥取県が25・52人、熊本県が24・66人、大分県が24・33人、石川県が24・13人、鹿児島県が23・54人、福岡県が21・64人、愛媛県が21・11人、愛知県が20・82人などとなっていて、42の都府県で前の週より増加しています。
 このほか、7月30日までの1週間に新たに入院した人は全国で1万1146人で、前の週と比べて1751人の増加となりました。
 また、検出される新型コロナウイルスの種類はオミクロン型のうちの「XBB系統」が大部分を占めていて、中でもより感染を広げやすいとされる「EG5・1」が増加しているということです。
 厚労省は全国の流行状況について、「全国的に緩やかな増加傾向が続いているほか、夏の間に感染が拡大する可能性もあり、医療提供体制への負荷が増えることも懸念される。定期的に換気するほか必要な場面でマスクを着用するなど基本的な感染対策を行ってほしい」としています。

 2023年8月4日(金)

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