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■小中高生の体力が向上 13歳男子の50メートル走はピークに迫る [健康ダイジェスト]

 小中高生の体力や運動能力が3年連続で向上したことが、10日公表された文部科学省の平成21年度「体力・運動能力調査」でわかりました。13歳男子の50メートル走の成績では、子供の体力がピークだった昭和60年度と同水準に戻っていました。
 問題になっている子供の体力低下ですが、文科省では「運動能力低下が止まり、緩やかではあるが、復調に向かっている」と分析しています。
 調査は21年5~10月に、小中高校生の約3万1000人を対象に実施。50メートル走や立ち幅とび、ボール投げなど小学生男女は各8種目、中高生男女各9種目の計52種目で体力・運動能力テストを行い、記録をそれぞれポイント化しました。
 ポイントの総合得点は、小中高の男女ともに3年連続向上傾向。種目別でも上体起こしと反復横とび、20メートルシャトルランでいずれも向上するなど、52種目のうち28種目で向上傾向。低下は3種目でした。
 特に中学生男子の50メートル走の平均記録は平成10年度より0・09秒速くなって7秒91。昭和60度年の7秒90に肉薄する結果となりました。文科省は「体力作りの事業など、学校の地道な活動の成果」と分析しています。
 ただ、中学生男子の50メートル走以外は昭和60年度の水準に戻った種目はなく、立ち幅とびではほぼすべての年代で10年度と比べて横ばいか低下など、向上傾向のない種目もありました。
 調査に携わった順天堂大スポーツ健康科学部の内藤久士教授は、「小さいころから外で遊ぶ機会が少ないため、複雑な一連の動きが不得意なのではないか」と分析しています。
 運動能力について、20年度から実施の国の教育振興基本計画では「5年間で60年度の水準へ回復」としていますが、文科省は実現困難とみています。新学習指導要領では、小中学校の体育の授業も増えることになっていますが、内藤教授は「学校だけでは限界がある。交通機関も発達し、便利な現代社会では、体を動かす機会は減っている。週末や放課後に、体を動かす自由な時間が持てるようにするべき」と指摘しています。

 2010年10月11日(月)




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ティファニー

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by ティファニー (2012-05-15 19:59) 

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