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■米、たばこの箱に死や病気を連想させる写真 12年に義務化へ [健康ダイジェスト]

 米食品医薬品局(FDA)は10日、喫煙による健康被害を伝えるため、汚れた肺や、煙に巻かれそうになっている子供などの写真やイラストを載せた36種類の新たなたばこパッケージ案を発表しました。
 たばこ規制法に基づく施策の一環で、一般から意見を募集して来年6月までに9種類を選定し、2012年秋から国内で販売するたばこに表示を義務付ける方針。その後、米国内では写真なしでたばこは販売できなくなります。
 「喫煙はがんの原因になる」、「喫煙はあなたを殺す可能性がある」、「たばこは子供に害を及ぼす可能性がある」との警告文も大きく明示。たばこの吸いすぎで汚れた肺や後退した歯茎など、ショッキングな写真がパッケージの前面と後面の上半分に大きく配置されています。受動喫煙によって、子供やたばこを吸わない人に健康被害が及ぶことも警告しています。
 米国では年間約44万人が喫煙が原因で死亡しているとみられ、未成年の喫煙も問題になっています。FDAは、「毎日、4000人の若者がたばこを口にしようとし、1000人が毎日吸うようになっている。新政策は子供や一般大衆を守る重要な一歩だ」、「たばこの悪影響を減らすためには、ある程度明確で、身震いするような絵が必要になる」との声明を発表しました。
 米国では2009年、たばこの製造や販売を大幅に規制する権限をFDAに付与する初の包括的なたばこ規制法が成立しました。

 2010年11月11日(木)




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