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■体温も鏡でチェックする製品を発売 計測2秒、高熱にアラーム [健康ダイジェスト]

 鏡をのぞき込むだけで済む体温計を、NECのグループ会社「NEC Avio(アビオ)赤外線テクノロジー」(東京都品川区)が発売しました。額に投射される赤外線で測り、機器に触れないため、インフルエンザなどの二次感染の切っ掛けを減らせるといいます。
 製品名は、非接触ミラー型皮膚温度計「サーモミラー SX-01シリーズ」。鏡に赤外線センサーを内蔵し、顔を30センチまで近付けると約2秒で測定し、平熱だと緑で体温が表示されます。平熱より高いと赤で体温が表示され、アラームで警告します。待機中は時刻や室温を表示するので、インテリアとしても使えます。
 通常の体温計は皮膚に接触させて測定するため、菌やウイルスによる二次感染を防ぐために、毎回の消毒が必要となります。「サーモミラー」は額に投射されるLED光を鏡で確認しながら、装置に触れることなく皮膚温度を測定できるため、二次感染の心配がありません。
 また、皮膚温度は環境温度により変動するため、体温が38℃以上ある人の額の温度のアラーム値を室温から自動的に計算する「アラーム温度自動計算機能」を搭載しています。
 「サーモミラー」の原理は、新型のインフルエンザが流行した際、感染者の発見のために空港などで使われたカメラ型のサーモグラフィーと同じ。「面」全体で計測するサーモグラフィーは1台100万円前後しますが、測定箇所を額に絞り込むことで、価格を税込み10万2900円(通信機能付きは12万6000円)に抑えました。
 NEC Avio赤外線テクノロジーでは、日常の体調管理やインフルエンザなどによる高熱者の発見に役立つとして、企業の受付やホテルのフロント、学校、病院、施設などでの利用を見込んでいます。

 2011年1月16日(日)

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