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■子供の数が31年連続で減少、最少を更新 人口比13%パーセント [健康ダイジェスト]

 「こどもの日」を前に総務省が4日まとめた人口推計(4月1日現在)によると、15歳未満の子供の数は前年比12万人減の1665万人で、1982年以降、31年連続で減少しました。
 比較可能な推計があるのは1950年以降ですが、1988年から最少記録の更新が続いています。総人口(1億2765万人)に占める割合は38年連続で低下し、過去最低の13・0パーセントでした。
 内訳は、男の子が852万人、女の子が812万人(1万人未満は四捨五入のため、合計は総数と不一致)。3歳ごとの年齢別では、12〜14歳が最多の357万人で、年齢層が下がるほど減少し、9〜11歳が347万人、6〜8歳が325万人、3〜5歳が321万人、0〜2歳が316万人でした。
 厚生労働省の推計では、2011年の出生数は過去最少を更新しており、少子化傾向が強まっています。
 都道府県別(2011年10月1日現在、総数1670万5000人)でみると、子供の数が前年比で増えたのは東京都と福岡県だけ。原発事故で多くの人が県外で避難生活を送る福島県は前年比1万3000人減で、全都道府県で最も減少しました。
 子供の割合が最も高いのは沖縄県の17・7パーセント(24万7000人)で、東京都は前年より5000人増えて149万1000人でしたが、割合は秋田県(12万1000人)と並んで最も低い11・3パーセント。福島県(26万3000人)は13・2パーセント。
 国連人口統計年鑑によると、人口4000万人以上の27カ国中では、日本の子供の割合が最低。日本に続いて低いのはドイツの13・4パーセント、イタリアの14・0パーセント、ロシアの15・0パーセント、韓国と中国の16・2パーセント。最高はパキスタンの41・6パーセントで、インドの35・3パーセント、フィリピンの33・9パーセントと続いています。     

 2012年5月6日(日)




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