SSブログ

■7月の熱中症搬送者数2万1082人 7月の最多を更新、歴代では2位 [健康ダイジェスト]

 総務省消防庁は17日、熱中症とみられる症状で7月に全国で救急搬送された人の数が2万1082人(確定値)だったと発表しました。
 7月としては昨年の1万7963人を17・4パーセント上回り、集計を始めた2008年7月以降で最多となりました。猛暑が続いたためで、月間搬送者数でも2010年8月の2万8448人に次ぎ歴代2位を記録。
 同庁の担当者は、熱中症の普及啓発が進んだことで、これまで救急搬送を利用しなかった人の搬送が増えている可能性があるとみています。
 2012年7月の搬送者数を、医療機関の初診時の傷病程度別にみると、入院を必要としない「軽症」1万3397人(63・5パーセント)が6割以上を占め、3週間未満の入院が必要な「中等症」6930人(32・9パーセント)、3週間以上の入院が必要な「重症」476人(2・3パーセント)と続きました。「死亡」は37人(0・2パーセント)でした。
 年齢区分ごとでは、65歳以上の「高齢者」の9531人(45・2パーセント)が最多で、以下は18〜64歳の「成人」8276人(39・3パーセント)、7〜17歳の「少年」3087人(14・6パーセント)などの順でした。
 都道府県別では、1483人の愛知県が最も多く、埼玉県1459人、東京都1433人と続きました。
 人口10万人当たりの搬送者数が最も多かった都道府県は、鳥取県の30・07人で、以下は岡山県(27・50人)、香川県(25・31人)、島根県(25・09人)、和歌山県(24・85人)、京都府(24・70人)、三重県(24・69人)など。
 同庁は引き続き、こまめな水分補給などの熱中症対策を取るよう呼び掛けています。

 2012年8月17日(金)




nice!(8)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 8

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0