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■熱中症の疑いで搬送、全国で902人 愛媛県で1人死亡 [健康ダイジェスト]

 日本列島は7日、東日本と西日本の太平洋側の晴れた地点を中心に気温が上昇しました。熱中症とみられる症状で病院に運ばれた人が相次ぎ、マスコミの集計では全国で少なくとも902人に上りました。
 このうち愛媛県四国中央市で50歳の男性が死亡し、茨城県と愛知県、それに宮崎県で合わせて3人が意識不明の重体になっています。
 愛媛県四国中央市では、屋外で清掃活動をしていた50歳の男性が熱中症の症状を訴えて病院に運ばれ、手当てを受けましたが、まもなく死亡しました。
 各地の警察や消防によると、さいたま市岩槻区の中学校で7日正午前、野球の試合をしていた中学生10人が吐き気などの症状を訴えて病院に運ばれ、いずれも熱中症と診断されました。茨城県では、高校野球の応援に来ていた女子高生6人が病院に運ばれました。
 また、鳥取県北栄町では7日午前、マラソン大会でレースに参加していた20歳代から70歳代までの男女9人が相次いで体調不良を訴え、熱中症の疑いで病院に運ばれました。全員が命に別状はないということです。
 主催者側よりますと、マラソン大会には3キロと5キロ、それに10キロの部門に合わせて5000人余りが参加を申し込んでいましたが、北栄町の隣の倉吉市では、午前11時の気温が30度に達するなど、厳しい暑さの中での大会となっていました。
 さらに、青森市で開かれていたマラソン大会で、午前中から昼すぎにかけて出場していた30歳代から50歳代の合わせて6人の男性ランナーが、めまいや吐き気などの熱中症とみられる症状を訴えて、相次いで病院に搬送されました。症状はいずれも比較的軽く、意識ははっきりしているいうことです。
 主催者によりますと、熱中症対策のために、コースの途中に給水所を設置したほか、こまめに水分を取るように出場者に対し注意を呼び掛けていたということです。青森地方気象台によりますと、7日の青森県内は各地で強い日差しが照り付けて気温が上がり、午後1時までの最高気温は、十和田市で30度1分と真夏日になっているのを始め、青森市で27度8分などと各地で厳しい暑さになっていました。
 7日、熱中症とみられる症状で病院に運ばれた人を都道府県別にみると、愛知県で98人、埼玉県で88人、神奈川県で72人、茨城県で55人などとなっています。

 2013年7月7日(日)




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