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■エイズ患者と感染者、昨年1434人 2年連続減少も高い水準続く [健康ダイジェスト]

 昨年、国内で新たに報告されたエイズの患者とエイズウイルス(HIV)の感染者は合わせて1434人で、2年連続で減少しているものの依然として高い水準にあります。
 専門家は、「感染の拡大を防ぐためにも一度は検査を受けてほしい」と話しています。
 厚生労働省によりますと、昨年1年間に国内の医療機関や保健所などからエイズを発症したと報告された患者は428人、エイズウイルスへの感染が報告された人は1006人で、患者と感染者を合わせて1434人になりました。
 過去最多は2013年の1590人で、2年連続で減少していますが、依然として高い水準が続いています。
 新たな感染者の感染経路では、同性間の性的接触が最も多く7割近くを占めたほか、異性間の性的接触も2割に上っています。年代別では、20歳代から30歳代が全体の半数以上を占めました。
 新たな感染者のうち女性は、2013年46人、2014年50人、2015年58人と増加傾向でした。
 厚労省のエイズ動向委員会の岩本愛吉委員長は、「患者や感染者は減ってはいるものの、まだ予断を許さない状況だ。検査で感染に気付けば治療につながるほか、感染の拡大を防げる。無料・匿名での相談や検査の機会を積極的に利用してほしい」と話しています。

 2016年5月26日(木)

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