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■人工乳房など2製品に保険適用 例外的なスピード対応 [健康ダイジェスト]

 乳がん手術後の乳房再建や豊胸のために使う人工乳房(インプラント)が、特殊な血液がんの発症リスクがあるとして自主回収された問題で、厚生労働省は18日、代替品となる新たな人工乳房など2製品について、16日付で公的な医療保険の適用対象としたことを明らかにしました。
 保険適用は当初、早くても11月1日付とみられていましたが、関係学会の要望を踏まえ、緊急の例外的な対応として早めたといいます。
 製造販売を手掛けるのはアイルランド製薬大手の日本法人「アラガン・ジャパン」(東京都渋谷区)で、価格は人工乳房が7万2600円、人工乳房を入れる前に胸の皮膚などを伸ばす拡張器は6万6000円。
 厚労省によると、血液がんの発症リスクは低いといいます。いずれの製品もアメリカ食品医薬品局(FDA)に認可されています。

 2019年10月21日(月)

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