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■要冷蔵食品を常温配送は「食中毒の危険」 消費者庁が注意呼び掛け [健康ダイジェスト]

 消費者庁は24日、フリーマーケットアプリやオークションサイトで冷蔵が必要な食品を売買した際、常温のままや、保冷剤だけ付けて送る事例が相次ぎ、食中毒の危険性が高まっているとして、注意を呼び掛けました。ハムやソーセージといった真空パックされた食品でも、ボツリヌス菌などが増殖するといいます。
 伊藤明子消費者庁長官は同日の定例記者会見で、「メルカリ」「ラクマ」「ヤフオク!」3社に対し、利用規約の見直しや利用者への注意喚起を求めたことを明らかにしました。
 消費者庁によると、クール便は通常より料金が割高で、送り主や受け取り側が匿名の場合は使えないため、フリーマーケットアプリやオークションサイトの利用者は常温での配送を選びがちだといいます。
 現時点で食中毒の被害は確認されていないものの、クリスマスやお歳暮、年末年始を控えて取り扱い食品の増加も予想されることから、今回の注意喚起となりましたた。
 3社とも、消費(賞味)期限や食品表示が確認できることなど、食品の「出品ルール」は設けています。しかし、配送方法に関しては、メルカリが「出品食品の保存方法に合った配送方法の選択を」と呼び掛けている程度で、いずれも冷蔵が必要な食品の配送方法についての指定はないのが実情だといいます。
 食中毒が起こった場合は、送り主が法律上の責任を問われる可能性があります。

 2019年10月26日(土)

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