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■インフルエンザの患者数、全都道府県で増加 子供を中心に流行 [健康ダイジェスト]

 インフルエンザの流行が広がってきており、国立感染症研究所によりますと、1週間の患者の数は、今シーズン初めてすべての都道府県で増加しました。今シーズンは流行の時期が例年より早くなっており、専門家は「流行のピークに向けて、患者の急増が続くと考えられる。手洗いなど対策を徹底してほしい」と呼び掛けています。
 国立感染症研究所によりますと、12月1日までの1週間に、全国約5000の医療機関を受診したインフルエンザの患者は、2万7393人でした。
 その結果、1医療機関当たりの患者数は5・52人で、全国の患者数は推計で18万4000人と、前の週に比べて約8万人増えました。
 1医療機関当たりの患者数を都道府県別にみますと、最も多い北海道が16・76人、青森県が15・48人、石川県が10・52人、富山県が10・42人、宮城県が9・23人などとなっており、北日本から北陸地方を中心に、今シーズン初めて全47都道府県で前週より増加しました。
 直近5週間で検出されたウイルス型のうち、最も多いのは2009年に流行した新型AH1pdm09(94%)、A香港型(5%)、B型(2%)となっています。
 今シーズンは流行の時期が例年より数週間から1カ月ほど早くなっており、休校や学級閉鎖は全国で933施設と、前の週の1・9倍、昨年の同じ時期の約9倍に上り、子供を中心に流行が広がっています。
 国立感染症研究所の砂川富正室長は、「今後、流行のピークに向けて、患者の急増が続くと考えられる。子供からお年寄りまで、手洗いやせきのエチケットを徹底し、感染の予防や拡大の防止に努めてほしい」と話しています。

 2019年12月6日(金)

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