■西高東低の医師偏在、格差1・94倍 徳島県が最多で埼玉県が最少 [健康ダイジェスト]
厚生労働省は19日、全国の医師数が2018年末時点で32万7210人に上り、過去最多を更新したと発表しました。人口10万人当たりの病院や診療所で働く医師数は、最多の徳島県と最少の埼玉県の格差が1・94倍となり、改めて地域による医師偏在が浮き彫りとなりました。
調査は2年に1度実施。2016年の前回調査に比べ、医師の総数は7730人増加しました。また、女性の割合も過去最高を更新し、前回比0・8ポイント増の21・9%に上りました。
人口10万人当たりの病院や診療所で働く医師数は、全国平均が246・7人(前回比6・6人増)。都道府県別にみると、最多の徳島県(329・5人)、京都府(323・3人)、高知県(316・9人)など24都府県が、全国平均を上回りました。一方、最も少なかった埼玉県は169・8人にとどまり、西日本が多く、東日本が少ない「西高東低」の傾向がみられました。
厚労省地域医療計画課は、「医師の偏在を解消するため、都道府県の医師確保策を支援していく」としています。
2019年12月21日(土)
調査は2年に1度実施。2016年の前回調査に比べ、医師の総数は7730人増加しました。また、女性の割合も過去最高を更新し、前回比0・8ポイント増の21・9%に上りました。
人口10万人当たりの病院や診療所で働く医師数は、全国平均が246・7人(前回比6・6人増)。都道府県別にみると、最多の徳島県(329・5人)、京都府(323・3人)、高知県(316・9人)など24都府県が、全国平均を上回りました。一方、最も少なかった埼玉県は169・8人にとどまり、西日本が多く、東日本が少ない「西高東低」の傾向がみられました。
厚労省地域医療計画課は、「医師の偏在を解消するため、都道府県の医師確保策を支援していく」としています。
2019年12月21日(土)
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