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■サルから感染する「Bウイルス病」、2例目の発症を確認 鹿児島市の動物実験施設 [健康ダイジェスト]

 鹿児島市は24日、医薬品研究開発会社「新日本科学」(本社・東京都中央区)の同市内の動物実験施設で勤務していた元社員1人が、サルとの直接接触で感染する「Bウイルス病」を発症したと発表しました。
 新日本科学では 11月に、国内で初めて人への感染が確認されており、厚生労働省によると、今回は2例目となります。
 同市によると、元社員はサルの実験を担当していた2014年、風邪のような症状で医療機関を受診したものの、原因は特定されませんでした。
 11月に1人目の感染が明らかになったことを受け、この医療機関が過去の事例を調査。当時採取した検体を東京都の国立感染症研究所が検査し、感染がわかりました。元社員は現在、治療を受けているといいます。
 Bウイルス病は、マカク属のサルによる咬傷・擦過や、サルに使用した注射針の針刺し、培養に使用したガラス器具等による外傷などにより感染し、発熱やしびれなどの症状が出ます。1例目の社員と同時期に同じ部署で働いたことはなく、サルの体液に触れて感染した可能性があるといいます。
 鹿児島市保健予防課は、「人から人へ感染する可能性はほぼないので安心してほしい」としています。

 2019年12月25日(水)

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