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■武漢市で入院中の日本人男性、重篤な状態続く 初期検査で陽性疑い [健康ダイジェスト]

 菅義偉官房長官は29日午後の記者会見で、肺炎の症状で武漢市で入院治療を受けている現地在住の60歳代の日本人男性について、「初期検査の結果、新型コロナウイルスの陽性の疑いが高い」と発表しました。入院先の病院が再検査を行い、陽性かどうかを最終判断するといいます。
 外務省によると、男性は16日に発熱し、22日から入院中で、重篤の状態が続いています。
 菅官房長官は、「当該邦人の家族や中国側の関係当局と連携をとりつつ、支援していきたい」と述べました。
 一方、新型コロナウイルスの感染が拡大する中国内陸部の湖北省武漢から、206人の日本人を乗せた最初のチャーター機が 29日朝、羽田空港に到着しました。厚生労働省や東京都によりますと、12人が入院しこのうち2人が肺炎と診断されたということで、厚労省は新型コロナウイルスに感染していないか調べています。
 湖北省武漢市を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、政府はチャーター機を手配して、現地に滞在する日本人の希望者約650人全員を順次、帰国させることにしています。
 その最初の全日空のチャーター機が28日夜、羽田空港を飛び立ち、29日午前0時半ごろ、武漢に到着しました。そして、午前8時40分すぎに羽田空港に戻りました。
 この便には現地から206人が乗って帰国し、東京都によりますと、発熱やせきなどの症状を訴えた30歳代から50歳代の男女5人が都内の病院に搬送されました。 そして検査の結果、40歳代と50歳代の男性2人が肺炎と診断されたということです。
 搬送された5人はいずれも入院し、新型コロナウイルスに感染しているかどうかの検査を受けています。
 また、それ以外の人のうち同意の得られた199人が、東京都新宿区にある国立国際医療研究センターのほかの患者と離れた場所で、医師の診察や検査を受けました。
 その結果、8人に発熱やせき、頭痛などの症状が認められ、このうち7人が入院する予定だということです。
 このため合わせて12人が入院、または入院する予定となりました。
 そのほかの人たちのほとんどは、国が用意した宿泊施設に滞在しています。
 厚労省は検査の後、少なくとも1週間は外出を控え、その後の1週間も不要な外出は控えるよう求めています。

 2020年1月29日(水)

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