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■妊婦の遠隔診療装置を開発、新型コロナウイルス感染リスク軽減に効果 高松市の医療機器メーカー [健康ダイジェスト]

 高松市の医療機器メーカーが、妊婦のおなかにつけた機器で胎児の心拍などを離れた場所でも確認できる装置を開発し、遠隔診療で妊婦の新型コロナウイルスの感染リスクを減らすのに役立つと注目されています。
 高松市の医療機器メーカー「メロディ・インターナショナル」が医療機関向けに開発した装置は、胎児の心拍と妊婦の陣痛をそれぞれ計測する2つの機器からなります。
 機器の重さはそれぞれ150グラム前後で、妊婦のおなかに取り付けてデータをリアルタイムで送信し、医師は離れたところから妊婦や胎児の状態を確認できます。
 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、北海道大学病院ではこの装置を利用して、妊婦が自宅で健診を受けられる「オンライン診療」を導入し、感染リスクを抑える取り組みを始めました。妊婦が自分でおなかに機器を取り付けるための「使い方ムービー」も公開し、北大病院のウエブサイトサイトにリンクが掲載されています。
 メロディ・インターナショナルには3月、昨年の3倍以上の問い合わせがあり、導入を急ぐ医療機関に貸し出しも始めています。
 メロディ・インターナショナルの役員の河野弘就さんは、「免疫力が落ちる妊婦は、重症化するリスクが高いといわれているので、装置の導入は効果があると思う。病院での感染対策の一助になればと思う」と話しています。

 2020年4月17日(金)

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