SSブログ

■軽症で自宅療養中の埼玉県の50歳代男性が死亡 入院手続き直前に容体急変 [健康ダイジェスト]

 埼玉県は22日、新型コロナウイルスの感染が確認されたものの、軽症のため自宅療養中だった白岡市の50歳代の会社員の男性が、21日に死亡したと発表しました。
 県によると、男性は16日に検査で感染が判明。入院先が見付からず、1人暮らしで基礎疾患もなく軽症だったため自宅で療養していました。保健所が毎日電話で健康観察をしていたところ、20日夜に体調が悪化。21日に入院手続きをする予定だったものの、容体が急変し、同日朝に救急搬送されたといいます。
 県内では22日夕時点で、無症状や軽症の感染者349人が自宅療養しています。県は当初、「感染者は原則入院」とする方針でしたが、患者の急増に病床の確保が追い付かず、軽症の患者らについては20日から、自宅や、県が借り上げたホテルでの療養を認める方針に転換していました。
 新型コロナウイルスに感染し、自宅療養中に死亡した埼玉県内の50歳代の男性について、埼玉県の大野元裕知事は「入院の手はずを進めていたが急変し、このような結果になったことは誠に残念」と述べた上で、県内の保健所に血液の酸素濃度を測る「パルスオキシメーター」という機器を配備し、自宅で療養している人の容体の変化を把握して、迅速に救急搬送する体制を整える考えを示しました。

 2020年4月23日(木)

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。